憧れのミシン:ブラザー「creative studio II TAT7602」

ブラザーミシン
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憧れのミシン:ブラザー「creative studio II TAT7602」

この記事では「憧れのミシン」と題した、ブラザー社「creative studio II TAT7602」の思い出を紹介しています。

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ミシン所有者との関係

2歳離れた妹。2000年2月28日生まれ。

現在、奈良県桜井市の実家から2018年に入学した大阪文化服装学院通っています。ミシンは入学後就学に必要な道具として購入しました。

以来、約2年間自宅での制作作業に使用しています。

ブラザー「creative studio II TAT7602」の性能

憧れのミシン:ブラザー「creative studio II TAT7602」

  • 定格電圧:100V
  • 定格消費電力:81W
  • 定格周波数:50/60Hz
  • Made in Taiwan

妹のミシン「ブラザー creative studio II TAT7602」は2018年に学校指定のミシンとして購入しました。

いざ使用すると、今まで小学校の授業でしかミシンに触れたことがなかったので初めは職業用のミシン、しかも他の職業用ミシンよりもパワーがあるミシンに少し恐怖を感じたと言います。

さらに、本体が今まで触っていたミシンよりも重い、さらにさらに、本体下部に固定用の吸盤まで付いているので動かすのにも一苦労といった感じでした。

しかし、一年も経つとミシンのパワーは分厚い生地、キルトなどの生地も難なく縫うことができ、仕上がりもやはり職業用のミシンだけあって綺麗だと喜んでいました。

学校からの課題で使用することが多いようで、近くの生地屋で生地を買ってきては夜遅くまでミシンを走らせています。

初めは布と布を縫い合わせるような簡易な縫製だったものが、徐々にポッケトが付いたり、腕や足が付いたりしていきました。

ミシンのスピード自体が格段と上がって、自分でも成長が目に見えて分かるので嬉しいと喜んでいます。

自宅の近鉄桜井駅から大阪文化服装学院の最寄り阪急三国駅までは1時間30分ほどかかり、所要時間は私が実家から大学に通うのと同じくらいのようです。

ブラザー「creative studio II TAT7602」の使い道

憧れのミシン:ブラザー creative studio II TAT7602

現役の専門学生なのもあってやはり、学校の課題の製作に使用することが圧倒的に多いようです。

それでも、親のパンツの裾直しをたたき縫いで仕上げていたり、自分で買ってきた洋服をリメイクしたりと、家族のために使うことがあるようです。

学校の課題であっても生地代は自己負担です。かなりの額が必要で自分の服を作る生地まで買っている余裕はなく、「(生地買える余裕が)あったら作ってるわ!」と言っていました。

祖父母も同居しており、祖母がミシンで自分の服を生地から作るらしく、妹は祖母と一緒に生地を買いに行って、作ることもあるみたいです。

これらは、全て無償労働です。

ミシンの現在

今は使う頻度はかなり減りましたが、就学1年目の春から秋にかけて週3日は使用していたように思います。おそらく職業用のミシンに慣らさせようと学校側が考えていたのだろうと本人も私も思います。

2年目に入ると、学校内でコース選択がありデザインを専攻するコース、縫製を専攻するコース、ニットのデザイン・縫製を専攻するコースに分かれ、就職先も異なります。

妹はニットのコースに進みました。ミシンはしばらく触っていないと言います。

ミシンへの思い入れ

妹が大阪文化服装学院に進学したのは、8歳離れた従姉妹が同専門学校を卒業後にデザイナーとして東京の会社に就職したことが影響しています。

従姉妹は才能を発揮して会社内で自身のブランドを立ち上げ、その後に会社が分化して主力デザイナーとして活躍しています。妹は従姉妹に憧れていました。

しかし、専門分野には「適性」が付き物で、妹はデザイナーの道を断念せざるを得ませんでした。デザインを専攻するコースでは自身がデザインした服を実際に形にするためにミシンを使います。ニットのコースでは使用頻度は大きく減少します。

従姉妹のようなデザイナーに憧れてミシンに夢を乗せていた訳ですが、夢が断たれた今は、悲しさと悔しさと、まだ諦め切れない夢の象徴としてあるようです。

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