

自宅で服づくり
自宅で気軽に服づくりを楽しむにも、ミシンの性能や技術が気になります。
服づくりには工業用ミシンや職業用ミシンで最低2種類のミシンを用意すれば事足ります。
でも、家で家庭用ミシンで服を作るのに、2台を用意するのは大変。
ここでポイント。
家庭用ミシンのメリットとデメリット
1つの条件をクリアしていれば意外に1台で作れます。その条件とは、縁縫い(ジグザグ縫いとも)ができるかどうかです。
家庭用ミシンは、工業用ミシンや職業用ミシンの専門特化と違い、1台でマルチな役割を担えます。本縫もできて、縁のジグザグ縫いもできて、おまけに刺繍もできます。これがメリットです。

その分、過度な負担がかかりやすいので家庭用ミシンはよく故障するというデメリットもあります。そこで近所のミシン修理屋さんやミシン販売店を押さえておくのが無難です。

Image by Mystic Art Design from Pixabay
ジグザグミシン(家庭用ミシン)で民族衣装
この記事のカテゴリーに紹介する裁断図や型紙を使えば、旗袍やアオザイの民族衣装を家庭用ミシン1台で作れます。
自分用にそこそこ綺麗に仕上げることはできます。
縁縫い(ジグザグ縫い)機能のついたジグザグミシンが家にあるか、新しく購入するか、確認・検討をお勧めいたします。
職業用ミシンで民族衣装
職業用ミシンは専門に分かれているので、民族衣装を作るときに本縫ミシンと環縫ミシン(オーバーロックミシン)が必要です。
一例に妻の自宅アトリエに置いている2台のミシンを次の記事に紹介しています。
アトリエ・レイレイは旗袍をはじめとするチャイナ服を作っています。
旗袍(チーパオ)は世界で最も有名になった中華圏の民族衣装。カプコンのゲーム「ストリート・ファイター」シリーズに登場するチュンリー(春麗)が着る衣装としても有名です。そのためコスプレ衣装でも旗袍は絶大な人気を誇っています。
レイレイの作品例を2点ご紹介します。アオザイはとくに初心者です。
まず、着物リメイクのアオザイです。

着物リメイクのアオザイ via アオザイ(着物リメイク) | atelier leilei
アオザイとパンツのいずれも正絹着物反物を使っています。
次いで、チーパオ(旗袍)。こちらは少し慣れています。洗いばりの小紋でリメイクしたレトロなチャイナドレス。

レトロ小紋のチャイナドレス via レトロ小紋のチャイナドレス | atelier leilei
作り方に迷えば質問です
家庭用ミシン、職業用ミシンを問わず、旗袍やアオザイなどの民族衣装でつまずいたらご連絡ください。
妻が答えられる範囲で、お答えします。
お問い合わせフォームから質問をしていただくか、このページのコメント欄に書いて下さい。お問合わせフォームから質問される場合はメールアドレスはお間違えのないようにしてください。間違われると返事が届きません。
また、「atelier leilei ブログ」ではチャイナドレスの作り方をはじめ、枕カバーやハンカチなどの小物類の作り方も解説しています。そちらも是非ご覧ください!
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