子供にミシンが必要な理由

祖母とミシン:ブラザーDB2-B755 高速1本針本縫い工業用ミシン

ブラザーミシンの思い出
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祖母とミシン:ブラザーDB2-B755 高速1本針本縫い工業用ミシン

このページでは「祖母とミシン」と題した、ブラザー社「DB2-B755」の思い出を学生アンケートから紹介しています。

アンケートの紹介にあたり、学生レポートの日本語や文脈などの修正を私が行なっています。また、紹介に際して学生の許可を事前にいただいています。

ミシン所有者と自分の関係

高速1本針本縫い工業用ミシン、ブラザー社「DB2-B755」は私の父方の祖母が所有しているものです。祖母は1934年生まれです。このミシンの利用期間は35歳から40歳の約5年間で、その間内職として使用していました。その後も使用していたようです。このミシンは滋賀県蒲生郡日野町で使用していました。

ミシン本体について

祖母とミシン:ブラザーDB2-B755 高速一本針本縫い工業用ミシン

祖母とミシン:ブラザーDB2-B755 高速一本針本縫い工業用ミシン

  • ミシンのメーカー:ブラザー
  • ミシンの機種:DB2-B755(高速一本針本縫い工業用ミシン)
  • ミシンの購入年:1969年頃で、祖母が35歳ぐらいのときに購入しました。

ミシンの性能

メリットとデメリットの二つに分けてまとめたいと思います。

メリットとしては二つあります。

  • 一つ目は、ミシンの機種の通りとても高速なため、短時間で縫うことができたことです。
  • 二つ目は、工業用ミシンのため、薄手の生地の縫い、段差部の縫い、厚手の生地を何枚か重ねて縫うことができるため、とても機能がよかったようです。

デメリットとしては三つあります。

  • 一つ目は、縫う時の際、音が「ガガガ」と感じに非常にうるさかったことです。
  • 二つ目は、上糸と下糸の設置がとても複雑になっていたため使いこなせるには少し時間がかかったようです。
  • 三つ目は、工業用ミシンのため、素人にとってはあまりにも扱いにくくなっていることです。

手動になっているため、自分には使いこなせそうにないなと感じました。

ミシン技術の習得先

祖母はまだ20代の頃自分のミシンを持っていませんでした。なので、ミシンの基礎というのは親戚の呉服屋さんでミシンの使い方を習いに行きました。その後は家で、独学で経験を積み重ね、ミシンの技術を身に付けたそうです。

ミシンの使い道

祖母とミシン:ブラザーDB2-B755 高速一本針本縫い工業用ミシン

今回とりあげた祖母のミシンは、もともと内職の目的で購入しました。内職は、先ほども書いたように35歳から40歳の約5年間行っていました。その後は老人ホームで調理師の補助として働きはじめ、資格も取り20年間調理師として働きました。その間もミシンを使い、家で子供のためや簡単なものも作っていました。そのため、無償労働と有償労働と分けてまとめたいと思います。

有償労働では、家で内職として働いていました。ほとんどは子供用のズボン(ジャージなど)を作っていました。生地は工場の人がもともと裁断されているものを持ってきてくれたそうです。長ズボンや半ズボンなどさまざまなズボンを作っていました。一日に家事もしながら、だいたい4時間ぐらい働いていました。一つのズボンを作るのに20分ぐらいかけ、仕上げは工場に持って帰り違う人がしていたようです。2枚の生地を重ねてかがり縫いと本縫いで縫っていました。縫うズボンによってノルマの量がそれぞれ変わるため、少ない時や多い時もあったそうです。平均の月収は2万円ぐらいだったみたいで、最高で6万円ぐらいあった時もあったようです。

このように家にいながら、少しでもお金を稼ぐために内職していたみたいです。今では女性が働くことは普通になってきています。しかし、この時代はあまり働きに行くという環境が少なかったため、こうして女性は家事をしながら内職をしていた人が多かったようです。

無償労働では、ちょっとしたものや子供のためにミシンを使っていました。日常的にも使う雑巾やタオルを作っていました。直線縫いを多用して作ったようです。また、子ども(私の父や叔父)の体操服や給食の袋も作っていました。これも直線縫いを多用して作ったようです。

先に袋縫いをして、布団や座布団の大きさに合わせて薄い真綿を何層にも重ねたもの入れて祭り縫いをした子供用の布団や座布団なども作っていました。今でこそ子供の布団は市販のものを使うことが普通ですが、昔は、子供用の布団などは自分で作っていたそうです。

ミシンの現在

これまでお伝えしてきた通り、祖母は内職や、子供のためにミシンを使っていました。

今でもミシンを使おうと思えば、雑巾など簡単なものは作ることができるそうです。しかし、今の時代なんでも既製品が整っているおり、すぐ手に入れることができます。そのためミシンを使ってまでズボンなどを作ることはなく、今ではほとんど使わなくなりました。また、祖母が高齢となったことも使用しなくなった要因の一つであると思います。

写真のとおりミシンは家に保管されていますが、私がアンケートをしたいということで物などが上に置かれ物置状態となっていたミシンを祖母は清掃してくれました。ありがとう。私自身も祖母が使っていた工業用ミシンは初めて見て、その大きさや重厚感に少し驚いたところです。

ミシンへの思い入れ

祖母は、基礎を親戚の方に教えてもらっていましたが、ほとんどは独学でミシンを使用していました。そのため、使いこなすためには時間がかかったそうです。また、家庭用ミシンと違って、工業用ミシンはさらに扱いにくいようで難しかったと言っていました。

しかし、内職をするために努力をしたそうです。内職では、ノルマの量が多い時もあったので、大変なときもありました。お金を少しでも稼ぐためにと一生懸命やったことを思い出したようです。

少し昔のこともあったので、ところどころ思い出せないことはありましたが、できるだけ思い出してもらいました。子供のために作った服(赤ちゃんの服)など一部は今でもタンスに保管しているみたいで、とても大切にしているようです。

最後に

祖母からのミシンの話を聞いて、ミシンにとても思い出が詰まっていることを知りました。私自身あまりミシンを使ったことがないので、少し使ってみたいと思いました。

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