ミシン・アンケート:YOさんの回答

ジャノメ・ミシン
対象となるミシンのメーカーと機種
ジャノメ
ミシンの所有者とあなたとの関係
祖母
ミシンの用途
以下全て無償労働。
- 夫・子供のズボンの裾上げ
- 古くなったタオルを雑巾にする
- 大きめのバスタオルをお風呂のマットにする
- 子供が学校で使用する巾着袋や手提げかばんを作る
- 布のかがりつけ
- 数年前はお正月などにおじいちゃんの家に帰った際、よくおばあちゃんが、いらなくなったタオルをミシンを使って雑巾にしたものを大量にくれた。
- 服やタオルがほつれてぼろくなってきたもののお直し
- ズボンが破れたところのつぎはぎ、繕い
ミシンを買った時期
1965年頃
ミシンを習った場所
おばあちゃんは今老人ホームに居り、会話ができる状態ではないので、以下はおじいちゃんから聞いた話です。おばあちゃんはミシンを嫁入り道具として、結婚したときに持ってきたそうです。
おばあちゃんのお母さんはミシンを使ったことがなかったため、おばあちゃんはほとんど独学でミシンの勉強をしたそうです。おばあちゃんは刺繍をしたり、手編みで帽子や洋服を簡単に作ってしまう人なので、ミシンもすぐに使えるようになったそうです。
また、おばあちゃんは理容師で、その職場仲間にたまにミシンを教えにもらっていることがあったそうです。
ミシンに対する思い入れ
昔は暇な時間が多かったので、子供や夫の裾上げや洋服のお直しなどは、めんどくさがらずにできる時間があったそうです。
おじいちゃんとおばあちゃんは自営業で理容院を営んでいたのですが、新しいタオルを卸す際、タオルにほつれがあれば、おばあちゃんがなおしてから、卸したり、腰につけていたエプロンを縫ったり、ミシンを使うことは日常の一部となっていたようです。
私の親はまったくミシンを使いませんが、中学校の授業でミシンを習う授業があったので、おばあちゃんのミシンの使い方を知っていました。私も中学校のときにミシンを習ったので使えます。
ミシンを使わなくなった経緯や今の使い道
おばあちゃんは65.6歳までミシンを利用していましたが、認知症や脳梗塞によって、使えなくなってしまいました。もし、おばあちゃんが今も元気であれば、今でも使っていると思います。
出典 松下良一編『'74縫製機器総合カタログ』松下工業、1974年
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