子供にミシンが必要な理由

カッティングプレタポルテ・洋裁プロ裁断師短期養成

カッティングプレタポルテ(田部鏡子)の広告。コース紹介。洋裁学校の広告
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カッティングプレタポルテ・洋裁プロ裁断師短期養成

これは、田部鏡子(たなべきょうこ)が1972年に出した広告です。

出典 「婦人画報」1972年9月号、婦人画報社、297頁。

学校名が判断できません。室長(校長)は田部鏡子で、経歴不詳。少人数グループで徹底実力養成を誇る教室か学校です。

コース概要

カッティングプレタポルテのコースが8月から10月にかけて3回始業します。同じコースを小規模に小分けしていたようです。

「洋裁プロ裁断師短期養成」これが教室最大の教育方針だったのかと想像します。

入会資格に洋裁学校の卒業者や有験者とありますから、カッティング(裁断)に特化したガチ集団だった気がしてきました。

教育方式は欧米スタイルの教授システム。ちょっとこれは、そんなこといわれても想像できません…。
コースを拾いますと、

  1. プロ裁断科(3ヶ月)・応用科あり
  2. デザイン画(毎月入学随時)・デザイン科あり

1のプロ裁断科は週2回コースと州1回コースに分かれています。授業時間は週2回コースは1回2時間、週1回コースは1回4時間です。

NDK

次に室長(校長)の田部鏡子氏が会員となっているNDKについて。

これは現在の「一般社団法人NDK日本デザイン協会」のことでしょう。

ファッションデザインの総合的研究向上を目的としたファッション協会
(中略)社団法人日本デザイン文化協会大阪支部より一般社団法人へ

出典 https://ndk-osaka.jimdo.com/ndk%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

と公式サイトにあります。

おそらく、「社団法人日本デザイン文化協会」が1956年1月に設立され、その大阪支部が2012年10月31日に現在の「一般社団法人NDK日本デザイン協会」に昇格・独立したということでしょう。前身の文化協会は現在、全国組織としては存在しないようで、地域単位では大阪以外にも京都や愛知にもあります。
広告に戻ります。

教室の立地

田部鏡子氏が開いていた教室は、東京都千代田区二番町11-10麹町山王マンションです。

このマンションをネットで調べると今でも現存するようです。立地も外観も良さそう。

ちょっとハイソな経験者たちが京子さんのところに集まって、厳しくたまに柔らかく、カッティングとドリンキングをメリハリ付けて楽しんでいた光景を勝手に想像してしまいました…。

出典がドレスメーキングでも装苑でもなく婦人画報だから、そりゃそうか…。

カッティングプレタポルテ(田部鏡子)の広告。コース紹介。

カッティングプレタポルテ(田部鏡子)/「婦人画報」1972年9月号、婦人画報社、297頁。

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