しんしん

ミシンの縫い方の説明と縫い見本

ギャザリング

ギャザリング。布地を縫い縮めて、不規則な波形の襞を作ることです。英語で「gathering」(寄せる)。主に2つの方法があります。上糸の糸調子を緩くして送り量最大で直線縫いをし、下糸を引いて縮める方法。襞押えを使って布を縮めながら縫う方法。
ミシンの縫い方の説明と縫い見本

襞取縫:ひだとりぬい

襞取り縫い(ひだとりぬい)。布地に規則正しい襞を作ることです。英語で「ruffling」。主に2つの方法があります。布地を折り畳み、襞を作ってから縫い押える方法ミシンにラフラー(襞取り器)を用い、数針の間隔をおいて襞を取りながら縫う方法。
ミシンの不思議

映画「恋する惑星」にみるミシンの意外な使い方

このページでは、1994年に公開されたウォン・カーウァイ監督の「恋する惑星」という映画から、ミシンの意外な使い方を紹介しています。「シンガー 29K54:靴修理用八方送りミシン」も参考になります。
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シンガー社

シンガー 29K54:靴修理用八方送りミシン

シンガー 29K54:靴修理用八方送りミシンこれは、シンガー社の靴修理用八方送りミシンです。型番は「29K54」。ゴム底足袋やスリッパの縫製に適します。舟稍が大きく厚物縫いに適します。縫目が大きく腕の突端がかなり細いです。
シンガー社

シンガー 68-31:スモック縫ミシン(蜂の巣様の縫)

これは、シンガー社のスモック縫ミシン(蜂の巣様の縫)です。型番は「68-31」。婦人用シャツ、寝衣、下着、婦人帽子、子供服などにスモック縫いをします。襞の間隔を測るための目盛り板とともに生地をもつ嘴(クチバシ)があります。各襞を14針縫します。
シンガー社

シンガー 68-27:スナップ付本縫ミシン

これは、シンガー社のスナップ付本縫ミシンです。型番は「68-27」。胴衣やスカートなどのスナップ付け本縫ミシン。14針自動糸切装置つき。3つの留縫をして、1日に5000~6000個のスナップの縫付ができます(上下組で2500~3000個)。速力は1000です。
シンガー社

シンガー 68-9:本縫平紐類縫付ミシン

これは、シンガー社の本縫平紐類縫付ミシンです。型番は「68-9」。本縫平台。からみ縫い(絡み縫い)の長さ3/8”から7/8”まで。芯縫7針、跨げ縫32針、留め縫3針(結び縫い3針)。自動糸切装置つき。速力は1000です。
シンガー社

シンガー 68-1:ボタン縫付用ミシン

これは、シンガー社のボタン縫付用ミシンです。型番は「68-1」。洋服裁縫やシャツなどのボタン付けに使います。2つか4つの平ボタンか閂止ボタン縫いをします。4つ穴のボタンに2つの並列する閂止を、21針で3つの留め縫いをやりながら作ります。
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シンガー 7-33:キャンバス縫ミシン

極厚物用。テント、帆、キャンバス製品縫い。車の蓋(覆い)その他の厚物に適します。インチあたり縫目数は1/3から1/2まで(2~8針)。針は7×1。速力は550です。ただし、裁縫用材によって速力に違いができます。
ミシンの歴史

近代日本の導入した洋裁

1900年頃、近代日本は洋裁のどの技術や物・部分を導入したか?このページでは大丸弘『西欧型服装の形成』をテキストに近代日本が導入した洋裁の技術や物が何であったのかをまとめています。この頃は和服の形が洋服に近づき始め日本人が洋服に慣れ始めた時期です。
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