ブラザーミシンpc8000でかなえた私の長年の夢

ブラザーミシン
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この記事はいただいたエピソード「ブラザーミシンpc8000でかなえた私の長年の夢」です。

インタビュー対象者はインタビューアーの母で、対象となるミシンメーカーはブラザー、機種はpc8000です。

はじめに

今回紹介するものは私の人生の中で二代目のミシンです。

わたしがどのタイミングでミシンを購入したかというと、我が子の幼稚園入園と同じ2004年です。

なぜなら幼稚園で使うカバンや小物を作成するためです。既に作成されている物を購入した方がコストと手間を考えれば良いのですが、自分の作った物を我が子に持たせるのが長年の夢だったのです。

これが、私がミシンを購入した経緯です。

なぜブラザー製のミシンを選んだかというと、ボタンの配置や機能がシンプルで気に入ったからです。以前、私の祖母もブラザー製のミシンを使用していました。

その当時のミシンは今ほど機能がなく、縫う専門の機械だったと記憶しています。

しかし今でも祖母がミシンを使う姿を鮮明に覚えています。そんな祖母の姿に小さいながらも憧れを抱いていました。

ミシンに対する思い入れ

私は人一倍このブラザーのミシンに対する思い入れが強いと思います。

新婚の時から、裁縫などの作業が好きで、コースターやランチョンマットを自作して使っていました。いずれ我が子にも作る時期が来ると思っていました。

それから10年間子供に恵まれず、もう子供は諦めかけていました。先程も言ったように、私の小さな夢も閉ざされかけていました。その翌年、赴任先であるドイツで私たちの間に待望の子供が授かりました。

その4年後、息子が幼稚園入園と同時にミシンを購入しました。やっと私の憧れの母や祖母に近づけるような気がしました。

体験談

私は裁縫の知識があるとは言えません。

そのため、他の方よりも多くの失敗を経験していると思います。例えば、ミシンを使う度に上糸と下糸が絡まります。自分では気を付けて使うようにしていますが、どうしてもそうなってしまいます。

とくに印象に残っているのは、通学用のカバンを作っていた時のことです。時間に追われていた私は翌日までに仕上げなければなりませんでした。その上、子供のお世話や晩御飯の支度がまだ終わっていませんでした。

主人にも手伝ってもらいながら、なんとか日を超す前に終わらすことが出来ました。そして必要な物を入れようとした時、私は気付きました。私は左右とカバンの取っ手のついてある上部をミシンで縫ってしまったのです。

私の疲れはピークでもう明日までの完成には間に合わないので、諦めようと思っていました。そんな時私は自分の子供の寝顔を見て、もう一回トライしようと思いました。息子のためなら頑張れる不思議なパワーが出ました。

翌日、息子は私の想像以上に喜んでくれて作った甲斐がありました。現在、息子はそのエピソードを全く覚えていませんでしたが、私にとっては大切な思い出の一つです。

ミシンの使い方

そもそもミシンは使い方を事前に理解せずには使いこなせません。

私は小学校の頃に家庭科の授業で教わったミシンの使い方を必死に思い出しながら、子供のカバンを作りました。

今から何十年も前の出来事だったので、本やインターネットを参考にしてカバン、巾着袋、ワッペンなどを作りました。また私の友人などとも一緒に試行錯誤しながら意見交換やミシンの技術を教えてもらいました。

気を付けること

男性たちからみると、ミシンはただ押しているだけや簡単そうと思われがちですが、ミシンにもコツがいるのです。

まず、ミシンを動かす前に下準備として上糸、下糸、針が正しくセットされているかを確認します。

これがしっかりセットされていないと、糸が絡まったり、針が折れてしまいます。

次に物を作る前に練習を誰しもすると思いますが、縫いずれには気を付けた方がいいと改めて学習しました。

また添い目をずれずに縫う必要があるため、事前にチャコペーパーを用いて線を写しておくことで綺麗な縫い目が出来上がります。

更に上級者向けですが、待ち針やクリップを使う数を減らすことで、早く、綺麗に縫うことが可能になります。

ミシン入門編として、雑巾を作ることにしました。なぜなら多少縫い目が雑だとしても気にならないと思ったからです。後に息子が小学校へ入学すると、毎学期雑巾を作ることになりました。簡単な物なら、独学で参考書を見ながら作れると思います。

しかしどんどんレベルが上がるにつれて基本の技術が大切になるので、基本を大事にすることが上達のコツです。

現在のミシン

息子が大学生になった現在、以前使っていたミシンは基本的には物置に閉まっています。小学校を卒業して以降、ミシンを使う頻度は限りなくゼロになりました。

私自身も以前ほど裁縫に力を入れることがなくなりました。理由は技術の発達です。今では安価でクオリティーの高い商品が多くあります。私がわざわざ時間をかけて作るよりも手間が省けます。

そのため若い世代はミシンを使う機会がなくなりつつあるのです。私たち専業主婦がミシンを使う時代は終わりを迎えているのです。

現在の趣味

私の現在の趣味はランプシェードとタッセルのディプロマを取得することです。

ランプシェードの生地を作る際ミシンを使う機会があります。久々にミシンを引っ張り出すと、10年前を思い出します。

今では月に1回講師の方とビデオ電話で作り方を教わっています。教わるだけでなく、自分でも試行錯誤する際にミシンを使う機会が出来ました。15年ほど前のミシンですが、綺麗に保管されていたのでまだまだ現役です。

そんなに前の機械がちゃんと動くのをみて感動するばかりです。

エピソードを踏まえての感想

今回、私は家にあるミシンを初めて触りました。

当時は幼かったので危ない物だと教わっていました。そのためミシンには見向きもせず育ちました。

また、祖母や曾祖母の話を初めて聞きました。

私たちの両親の親戚は京都から遠方に住んでおり、普段関わりが薄いのです。今まで父方の祖父母の話はよく聞いていました。

しかし母方の親戚とお会いする機会がなく、今回初めてミシンにまつわる話を聞けました。

そのため私の母とミシンの間にこんなにも思い出があるとは思いもしませんでした。

以前はミシンを使えて当たり前という常識が今は変わりつつあります。時代によって求められる役割がそれぞれ存在し、日々それらは変化していきます。

しかし、今回学習したことによって新たにミシンの知識だけでなく私たちが忘れていた過去の記憶も思い出せました。自分が思っている以上にミシンは私たちの身の回りの生活で活躍していました。

もしミシンがなければ、私の幼稚園生活においての持ち物は既製品でした。母が時間と手間をかけて作っていることによって、愛着が湧き大切に使おうという気持ちが生まれたような気がします。

実際、今の生活でも物を大切に使う習慣が出来ていて、中学時代からの筆記用具や服を今でも使用しています。

最近はコロナウイルスの影響で外出自粛が私たちに求められています。現に春学期全てをオンライン授業に変更する大学が多いと思います。課題や自主学習が私たち学生の仕事ですが、空いた時間を有効に使う必要があります。

ただ単に時間が過ぎるのを待つだけでなく、今後の人生において使えるスキルを身に着ける事が大切です。日に日に外出が自由に出来ない現状に頭を悩ませるばかりです。

何が出来ないかではなく、今この現状だからこそ出来る事を見つけるポジティブな考え方が必要です。こんな時だからこそ、普段しない事や新たなチャレンジをすることでストレス発散や気分を紛らわすことが出来ると思います。
私の母は先程述べたように、少しずつ自宅で出来るDIY や新たなチャレンジをしています。ミシンはチャレンジの1つの機械でしかありませんが、そこにも多くの思い出が詰まっていることが分かりました。

正直ここまで母との会話が広がったことに驚きました。単にミシンの知識を学ぶだけでなく、母の思い出や祖母、祖父母のエピソードを聞くことが出来ました。

今まで生きてきて初めて知ったことの方が多かった気がします。こんな機会だからこそ話せる内容だと思います。ミシンを通して思い出や家族の大切さまでも学習することが出来ました。

ブラザーミシンpc8000でかなえた私の長年の夢

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