母とミシン:シンガー キューティー 9000

シンガーミシン
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母とミシン:シンガー キューティー 9000

この記事では「母とミシン」と題した、シンガー社の「キューティー 9000」の思い出を紹介しています。

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ミシン所有者とあなたの関係

今回私のミシン・アンケートに協力していただいたのは母親です。

母は1973年生まれで、今年46歳になります。出身は三重県いなべ市で、現在は三重県鈴鹿市に住んでいます。

ミシン本体について

母とミシン:シンガー キューティー 9000

ミシンのメーカー

シンガー

ミシンの機種

キューティー/Qt-9000

ミシンの購入年

1999年

ミシンの性能

  • 定格電圧:100V
  • 定格消費電力:50W
  • 定格周波数:50/60Hz
  • 白熱ランプ:100V 5W
  • Made in Taiwan

シンガーミシン「キューティー 9000」は必要最低限の簡単なミシンの機能のみを備えており、機械が苦手な母でも使うことができたそうです。

大きさがコンパクトで、ミシンをあまり使わない母は収納しておく際に場所をとらない点を気に入ったそうです。

ミシン技術の習得先

母が初めてミシンの使い方を習ったのは、三重県員弁町立員弁中学校の家庭科の授業だそうです。

1年生から3年生にかけて授業でミシンを使う機会があり、最後の授業ではパジャマを作ったそうです。

母が結婚してからは、私の父方の叔母やミシンの得意な祖母にミシンの使い方を教えてもらうこともあったそうです。

ミシンの使い道

母とミシン:シンガー キューティー 9000

上に書いたように、母が子供の頃は、中学校の家庭科の授業での作品作りにミシンを使ったそうです。

3年生の時に、それまでの授業のまとめとしてパジャマを作ったそうです。この時は、ミシンを使ってボタンも付けたそうです。

母が結婚して今の家に引越した時には、家の小窓や靴の収納を隠すためのカーテンを作ったそうです。

これは、布生地の端を折り曲げて直線縫いをし、突っ張り棒を通す穴を作って作ったそうです。

私や妹の幼稚園入園時には絵本バッグやシューズ入れ、布団入れなどを作ってくれました。母は自分でミシンを操作して色々な縫い方を用いるのが難しかったため、直線縫を駆使して作ってくれたそうです。

私が小学校に上がってからは、学期初めに毎回学校に持っていく雑巾を縫ってくれました。私が6年生の時には、生理用品を目立たないように持ち運べるように、ハンカチにポケットを縫い付けてくれました。

また、2007年に地元のよさこいチームに入ると、自分で衣装の手直しをすることがありました。衣装の手直しとは、衣装がはだけないように襟元や袖にボタンを付けたり、ズボンの裾上げなどをします。

このうち、ズボンの裾上げにミシンを使ったそうです。

また、衣装の早着替えをするために帯にマジックテープを縫い付けるなどの工夫をしており、これにもミシンを使ったそうです。これらにも全て直線縫を用いたそうです。

最近では、私の大学入学時に下宿先のマンションの窓と購入したカーテンの長さが合わなかったため、カーテンの裾をミシンで縫って長さを調節してくれました。これにも直線縫を用いたそうです。

ミシンの現在

現在では、母がミシンを使用する頻度は昔に比べると減ってきているそうです。

母はミシンを使って裁縫をするのが苦手なため、昔から頻繁にミシンを使用している訳ではありませんでした。

私や妹が幼い頃は幼稚園や小学校で必要となる小物が多く、それらを苦手なミシンで作ってくれていました。

しかし、私が大学生となった今、絵本バッグやシューズ入れなどは必要がなくなり、ミシンを使って何かを作るという機会が少なくなってしまいました。

今でもよさこいを続けているため、年に1度新しい衣装の衣装直しをするためにミシンを使っているそうです。

昔は慣れない作業のために何度もやり直して悪戦苦闘していましたが、年に1度とはいえ長年続けていると、昔よりもミシンを使いこなせるようになったそうです。

ミシンへの思い入れ

このミシンは、母の結婚祝いとして母の姉が贈ってくれた物だそうです。

母の姉が元々使っていたミシンがとても使いやすく、裁縫が苦手な母のために同じ製品を買ってくれたそうです。

姉が贈ってくれなかったら自分でミシンを購入することはないだろうというくらいに、母は裁縫が好きではありません。それでも苦手ながら苦労して作った作品たちはどれも思い出の詰まったものになったので、ミシンを贈ってくれた姉にはとても感謝しているそうです。

昔より使いこなせるようになったとは上に書いたものの、母がミシンを苦手とすることには変わりなく、毎年よさこいの衣装の手直しをする時期になると、とても気が重くなるそうです。時には夜中にミシンと格闘することもあり、本当に大変なのだそうです。

このように、シンガー社キューティーには母の様々な思い出が詰まっており、母にとって良い意味でも悪い意味でも思い入れのあるミシンです。

これからも大切に使っていきたいと話していました。

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