メリヤスを含む記事を集めています。
メリヤス
寒がりやのおしゃれ:伊東茂平「私のきもの」第55輯
伊東茂平「私のきもの」第55輯は、1959年9月25日に「私のきもの社」から発行されました。このページでは「寒がりやのおしゃれ」と題された3点の画像を紹介します。1950年代の街中ファッションとして貴重な写真です。
ユーエス・ブラインド・ステッチ 88KS:見返しまつい縫ミシン
このミシンは、ユーエス・ブラインド・ステッチ社の見返しまつい縫ミシンです。型番は「88KS」。カーディガン、セーターなどの毛メリヤス製品の見返しまつい縫いに適します。衿や袖口の折返し縫いに使います。
アメリカン・ブラインド・ステッチ 9SS-1
このミシンは、アメリカン・ブラインド・ステッチ社の一般掬い縫いミシンです(掬縫ミシン)。擦れやすいズボン(パンツ)の裾の折返し、ズボン・衣服・外套(コート)の裾部分、衣服の袖、シャツ・敷布の折返し、襞取り、衣服・掛布の縁部分などに使います。
ストローベル 45-25:小型掬い縫環縫ミシン
ストローベル社の小型掬い縫い環縫ミシンです。型番は「45-25」。1本針1本糸環縫ミシンで、筒型作業台をもち、ズボン(パンツ)の裾、上衣の袖口まつい縫い、メリヤス用の裾まつい縫い、靴下の折込からげ、ゴムテープなどの作業に好適。
ストローベル 17-3:縁縫いミシン
ストローベル社の縁縫いミシン。型番は「17-3」。本機は1目跳び縫いで中厚物用に適します。2本糸本縫・掬い縫、振りつけ装置・跳び縫い装置をもちます。両者の組み合わせによって4タイプの縫い方ができます。インチあたり縫目の長さは3~7ミリ。
メロー Aシリーズ:オーバーロックミシンほか
綿や毛織のブランケットの縁縢用ミシンです。本機には振動式縁取り定規をつけて、カッターによる布の成型をほどよく計ることができます。3本糸調節送り付き、オーバーシームおよび縁縢用ミシンです。
メロー 60:オーバーロックミシン
メロー社の60型ミシンは、次の各種に大別されます。・2本糸ナイフ付き・2本糸ナイフなし・3本糸ナイフ付き・3本糸ナイフなし・3本糸ギャザー付き次のイラストはメリヤス用下着の裾引縫、1本針2本糸縁縢用のミシンです。ナイフ付き、縫幅は約1/8インチです。
メロー 15F & 18A & 22F
本機は15A型の新式です。送りはインチにつき4~6縫、1/4”ほどの幅でかけます。縁は柔らかくも硬くも自由に調節できます。2本の糸を濃淡異色にして材料を変えることで、とても異なった効果を出せます。補助糸を使わず1本糸の縁縢(ふちかがり)もできます。
ユニオン・スペシャル 51700 シリーズ
このページでは、ユニオン・スペシャル社の51700シリーズを網羅的にまとめています。本シリーズは2本針ミシンが多く、主に前立用に使われます。
ミシンと衣服の経済史 地球規模経済と家内生産
この記事では私の著書『ミシンと衣服の経済史』を紹介しています。本書は、第1部で近代日本におけるミシンの輸入動向をふまえ、第2部で衣服産業の展開を述べたものです。出版社のページの宣伝文は次のとおりです。