スカラップ縫を含む記事を集めています。
シューベルト・ミシンの機種説明
シューベルト・ミシン(Schubert Sewing machines)の機種を説明しています。出典はシューベルト社のミシンを1ページ分だけで掲載しています。この記事ではそれら全てを一挙に載せています。
工業用ミシンの裁縫用語
この記事では、1972年のJIS(日本工業規格)から、工業用ミシンの裁縫用語について、縫方式、用途、ベッド形状(縫床形状)の3点から説明しています。家庭用ミシンの裁縫用語にも規定されている用語については、それを明記しています。
シンガー 32-58:スカラップ飾縫ミシン
シンガー社のスカラップ飾縫ミシンです。型番は「32-58」。2本針舟1個と動揺指導具が”フロス”または絹糸のためについています。製品は、直線、スカラップステッチ、千鳥縫い(ジグザグ縫い)などの各型に仕上がるよう俗称に「小スカラ」をいいます。
飾りミシン(かざりみしん)
布地の表に出る縫目の線を飾りに用いる縫い方。英語で「decorative stitching」。
縁飾縫:ふちかざりぬい
縁飾り縫い。布地の縁を飾り縫うこと。以下のような方法が代表的です。スカラップステッチを用いて、裁ち目縢(たちめかがり)を兼用する方法。スーパージグザグ模様縫いを用いて、テーブルクロスなどの縁部を房状に縫う方法など。
スカラップステッチ:scallop stitch
点線模様縫いやジグザグ模様縫いの一種。円弧状の縫目の形。英語で「scallop stitch」。スカラップステッチの縫目の形は下のようになります。
パフ 114:1本針本縫ジグザグミシン
これは、パフ社の1本針本縫ジグザグミシンです。型番は「114」。全回転カマをもつ小型ミシン。針の振り巾によって速力が変わります。パフ社114シリーズの特徴と縫見本も併載。
シンガー 32-1:千鳥縫ミシン(ジグザグミシン)
これは、シンガー社の千鳥縫ミシン(ジグザグミシン)です。型番は「32-1」。107w1の旧式です。一般布帛、メリヤス、洋服などの縁飾縫(ジグザグ縫)用です。32型にはいろんな飾縫のできるミシンが揃っています。縫見本は下図。
マルコ:154/174:4頭の自動刺繍ミシン
これはマルコ社の「4頭の自動刺繍ミシン」です。マルコ自動刺繍には4、6、8頭の各種があります。下のイラストのようにジャガードカードがベルト式で循環し、自動的に多くの頭部ミシンを動かし、均一な刺繍をする特別装置をもっています。
ユニオン・スペシャル G1200 APZ:スカラップ飾ミシン
ユニオン・スペシャル社のスカラップ飾ミシン。婦人下着ショーツ、パンツ、スリップ、シャツなどの縁飾り。メリヤスや織生地の縫へ扇状形(スカラップ)に縫います。縫目数4針に1針の割合でレバーの運動によって生地の端を絞ります。