ミシンの縫い方の説明と縫い見本を紹介しています。
種類の多い「縢縫」(かがりぬい)をはじめ、いろんな縫い方をとりあげています。
ここに集めた縫い方はミシンの縫い機能を活かせるものです。
縫い方は針の動きや作業で考えるとわかりやすいです。ふつう手縫いに用いる縫い方も含めますが、ミシンでも使えます。
返縫:かえしぬい
ミシンの返し縫い装置を操作して、後進縫いを行なうこと。目的は、直線縫いの止め縫いをする/直線縫いと返し縫いを山形に繰り返して芯地などを縫いつける/直線縫いと返し縫いを交互に繰り返してバンド通し・ゴム通し・ひもなどを強く縫いつけるなどです。
纏縫:まつりぬい
布の表面から縫目が見えないように縫うこと。くけ縫いとも。ジグザグ縫い、点線ジグザグ縫い、ブラインドステッチなどの縫目を使います。英語で「blind stitching」。
縁飾縫:ふちかざりぬい
縁飾り縫い。布地の縁を飾り縫うこと。以下のような方法が代表的です。スカラップステッチを用いて、裁ち目縢(たちめかがり)を兼用する方法。スーパージグザグ模様縫いを用いて、テーブルクロスなどの縁部を房状に縫う方法など。