デュルコップ 216:高速度1本針本縫ミシン
これは、デュルコップ社の1本針本縫ミシンです。型番は「216」。
服地・仕事着・編製品用。
自動中央給油装置つき。油糧や油の循環のみえるコントロール、生地が油で汚れることのない吸収配備の針棒、糸調子の特殊強力装置などにより、作業が簡単です。
ナット調節によって定規に沿った縫巾調節もできます。前進縫から返縫の変換装置、テーブルの端下のVベルト伝動装置をもちます。
インチあたり縫目数最大5/32”、速力は5000です。
類似機種
デュルコップ 216R:高速度1本針本縫ミシン
靴・皮革用本縫ミシンです。
上記216型と同じ。ただし、ローラー押えで、合せ縫の作業工程に適しています。
プラスチック材料、人口の箔材料など製品と同様に、皮革製品にも用いられます。ローラー押えにはボールベアリングが入っています。
- 手梃子なしで前進縫から返縫へ転換できない機種…216R302、216R502、216R306、216R506
- 手梃子なしで前進縫から返縫へ転換できる機種…216R304、216R504、216R308、216R508
- 手梃子つきで前進縫から返縫へ転換できる機種…216R402、216R602、216406R404、216R604など。
出典 蓮田重義編『工業用ミシン綜合カタログ』工業ミシン新報社、1958年
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