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外国のミシン・メーカー一覧:1958年

型番別ミシンカタログ
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このページに紹介するのは、1958年時点の日本で知られていた外国のミシン・メーカー一覧です。

企業別にアルファベット表記と日本語表記をリストにしました。米国シンガー社を筆頭にアメリカやドイツのミシン会社が並びます。

出典は次の文献です。この文献の解題はこちら

文献 蓮田重義編『工業用ミシン綜合カタログ』工業ミシン新報社、1958年

出典の文献では目次を索引風に一覧化しています。下表の終了頁に「―」とあるのは1ページのみ割当てられた会社です。

表記形式は「社名・アルファベット表記/社名・日本語表記/開始頁~終了頁」です。

リスト内のリンクは「ミシン型番別カタログ」カテゴリーで主に紹介しています。( )は私の補足です。

社名・掲載ページ

  • シンガー ソーイング マシン/Singer Sewing Machine/1~151
  • ユニオン スペシャル マシン/Union Special Machine/152~206
  • メロー ソーイング マシン/Merrow Sewing Machine/207~215
  • ルイス ブラインド ステッチ マシン/Lewis Blind Stitch Machine/216~226
  • ユー・エス ブラインド ステッチ マシン/U. S. Blind Stitch Machine/227~229
  • ウイルコックスアンドギブス マシン/WillCox & Gibbs Sewing Machine/230~233
  • コロンビア ブラインド ステッチ マシン/Columbia Blind Stitch Machine/234~236
  • チャンドラー ソーイング マシン/Chandler Sewing Machine/237~―
  • リース 釦穴かがり マシン/Reece Buttonhole Machine/238~―
  • アメリカン ブラインド ステッチ マシン/American Blind Stitch Machine/239~―
  • アダムソン ソーイング マシン/Adamson Sewing Machine/240~―
  • ベロー ソーイング マシン/Bellow Sewing Machine/241~243
  • ストロベル スペシャル ソーイング マシン/Strobel Special Sewing Machine/244~249
  • モーゼル スペシャル ソーイング マシン/Mauser Special Sewing Machine/250~256
  • シューベルト ソーイング マシン/Schubert Sewing Machine/257~―
  • マルコ 刺繍用 マシン/Marco Embroidery Machine/258~259
  • ツアングス 刺繍用 マシン/Zangs Embroidery Machine/260~―
  • サークル ソーイング マシン/Circle Sewing Machine/261~―
  • アルビン ポーカート ソーイング マシン/Albin Porkert Sewing Machine/262~―
  • アドラー ソーイング マシン/Adler Sewing Machine/263~302
  • ダルコップ ソーイング マシン(デュルコップ)/Durkopp Sewing Machine/303~321
  • パフ ソーイング マシン/Pfaff Sewing Machine/322~376
  • リンツ 刺繍用 マシン/Lintz Embroidery Machine/377~382
  • コーネリー 刺繍用 マシン/Cornely Embroidery Machine/383~386
  • 靴 用 マシン/Shoe Machine/387~403
  • ユニバーサル アタッチング マシン/Universal Attaching Machine/404~―
  • 電気絨布裁断機/Electric Cloth Cutting Machine/405~406
  • アタッチメント─ピンキング パイピング等/Attachment (Pinking, Piping etc)/407~―
  • ベロー プレス マシン/Bellow Pressing Machine/408~―
  • ホフマン プレス マシン/Hoffman Pressing Machine/409~412
  • (ミシン針規格表/Needle Spacification/413~424)

このカタログ総ページ数の8割強を占める部分は外国メーカーです。

上表を細かく見ますと、まず、ミシンは「靴用マシン」(Shoe Machine)までで403ページを占め、主にアメリカ系企業とドイツ系企業で構成されています。

404ページ以降はリベットの圧着機、裁断機、折り目をつけるプレス機等が集められています。最後の「ミシン針規格表」(Needle Spacification)のみに日本製らしきものが含まれます。

登載27社の傾向

以上のリストに掲載されたミシン・メーカーは27社。

主力会社

このうち、シンガー社には151ページが割り当てられ、カタログ全体の3分の1弱を占めています。

シンガー社に次いでページ数の多い企業に、ユニオン・スペシャル・マシン(Union Special Machine)と、パフ・ソーイングマシン(Pfaff Sewing Machine)が55ページ。アドラー・ソーイング・マシン(Adler Sewing Machine)の40ページ。

上記4社でカタログ全体の5分の3が割り当てられています。

ミシンの種類

ミシン会社名には大別して4種のミシン名が付されています。

まず、シンガー社にみられるように「ソーイングマシン」(Sewing Machine)。

次いで、ルイス(Lewis)社等に附された「ブラインドステッチマシン」(Blind Stitch Machine)、マルコ(Marco)社のような「刺繍用ミシン」(Embroidery Machine)。

そして、リース(Reece)社の「釦穴かがりマシン」(Buttonhole Machine)です。

ミシン史を扱う研究群は、戦前期ミシン部品の国産化はシンガー社製ミシンをはじめとする輸入ミシンの修理に必要とされた点を指摘します。

しかし、部品国産化からミシン本体国産化へという連動性は途上国日本に当てはまるだけです。部品も本体も同時に作っていた当時の米国には無関係な話です。

部品国産化からミシン本体国産化への流れはアメリカの場合は当てはまりません。19世紀後半の米国ミシン製造工場でこのことを確認できます。こちらをご参照ください。

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