ハンドメイドのあたたかみ:シンガー メリット SH-330

シンガーミシン
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ハンドメイドのあたたかみ:シンガー メリット SH-330

この記事では「ハンドメイドのあたたかみ」と題した、シンガー社の「メリット SH-330」の思い出を紹介しています。

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ミシン所有者とあなたの関係

ミシン所有者は母です。

ミシン利用期間の西暦は1983年~2012年です。

ミシン本体について

ハンドメイドのあたたかみ:シンガー メリット SH-330

ミシンのメーカー

シンガー社

ミシンの機種

メリット SH-330(Made in Taiwan)

ミシンの購入年

2000年

ミシンの性能

シンガー「メリット SH-330」の特徴として良い点はミシン本体の重量が軽く、持ち運びが軽い点であり、一番の決め手でした。

とくに制作時の利点(例えば、縫いやすい、様々な縫い方ができる、縫う距離がコントロールしやすいなど)やミシンに搭載されている機能(糸を通しやすい、絡まりや異常が発生すれば教えてくれるアラーム機能がついている)は考えていませんでした。

ただ、母は「ミシンは手縫いよりは楽だし、ミシンのセッティングは苦ではなかった」と話していたため、手縫いより負担が減ることと簡単にセッティングできてすぐに使える点もミシンの特徴として挙げられます。

ミシンを購入することで縫い物作品を製作することに抵抗や面倒だと感じることがなくなりました。

悪い点は馬力がない(すぐに壊れる)、ミシンに搭載されている元々の縫い目が荒いため上糸と下糸がうまく絡み合わずほどけやすい、上糸と下糸が途中でからんで同じところをミシンがずっと縫い続けてしまうため制作物に大きな穴が開いてしまう点でした。

祖母も別のミシンを持っていますが、祖母に「通販での購入のほうがいい」と勧められて購入しました。ちなみに祖母もミシンは通販で購入したそうです。

ミシン技術の習得先

1983年に宮城県大崎市(旧古川市)小野田中学校の家庭科の時間に習得しました。小野田中学校からは家から徒歩15分の距離でした。

中学校1年の2学期丸々を使って技術習得と成果として長袖でズボンスタイルの上下パジャマを制作しました。

ミシンの使い道

ハンドメイドのあたたかみ:シンガー メリット SH-330

ミシンの所有者はミシンをどのようなことに使いましたか?

縫い物をするためにシンガー「メリット SH-330」を購入しました。

幼稚園や小学校など学校で必要なものを製作するために使いました。

誰のために何を作ったか、作ったものを具体的に書いてください。

製作のきっかけは、私が幼稚園に上がるときに必要なものをミシンで製作するためでした。

製作したものは、私の幼稚園では上履き入れ、お弁当袋、体操服入れ、コップ入れを作りました。

小学校ではピアニカ入れ、千葉県市川市の小学校では教室の椅子に防災頭巾にもなるクッションがあったのでそのカバー、雑巾を作りました。

中学校ではキリスト教カトリックの私立中学校に通い、宗教の授業で聖書を使うので聖書カバーも作りました。

また、私には3つ年の離れた弟がいます。

その弟には、幼稚園では上履き入れ、お弁当袋、体操服入れ、コップ入れ、小学校ではピアニカ入れ、雑巾を製作しました。

その後は馬力が落ちてしまい、ミシンの性能が悪くなってしまったため、弟の学校で必要なものは手芸屋さんや通販で売られている既製品を買うようになりました。

そのころから既製品を購入することが増えたため、ミシンが活躍する機会は少なくなりました。

そして、母は私が幼稚園に通っているころ、幼稚園の保護者で構成されている手芸部に所属していました。そこで、毎年バザーが行われ、手芸部で各自製作物を出品することになりました。

母は三角巾を三種類のプリントされた布で60個製作しました。型紙から製作し、どの生地を使うか、幼稚園で使えて男の子と女の子どちらにも購入してもらえるようにピカチュウとハローキティとサッカーボールの三種類を用意するなど様々な工夫をこらして作ったそうです。

これらの製作物はすべて直線縫で製作したそうです。

無償労働か有償労働かの区別も入れて下さい。

製作物はほとんど幼稚園や小学校や中学校で使用するものでしたので、無償労働でした。

しかし、幼稚園のバザーで母が製作した三角巾を売り物として出品したので、その三角巾のみ有償労働でした。

製作期間は2~3か月でした。自宅で全て製作したそうです。三角巾についての思い入れは「ミシンの思い入れ」で詳述します。

ミシンの現在

「ミシンの使い道」で述べたところもありますが、ミシンが傷んできたこと、馬力が落ちて縫えなくなったこと、上糸と下糸の絡みが変などのミシンの故障が使わなくなった経緯の中で大きく占める原因です。

ミシンの修理を出さなかったそうで、理由を聞いてみたところ、「ミシンは修理代が高く、私たちが成長したので既製品を買うことも増えて、作る機会が減ったからミシンすら物入れから出さなくなった」と話していました。

手作りで作るよりは私や弟が既製品を好んで選んでしまったこともあったため、私が幼稚園児の頃のような手作りする機会がなおさら減ってしまい、ミシンを使おうとする気持ちはなくなってしまったそうです。

母自身も自分で手作りするより他の製作者のハンドメイドで製作物を購入する機会が増えて、そこからハンドメイドのあたたかみを感じることが多くなったそうです。

「自分で作るよりは購入するほうが早いし、負担が全然違う」と話していました。

ミシンへの思い入れ

三角巾の製作は本当に大変だったようです。

製作期間が短い割には大量に製作しなければならない、1からすべて作らなければならないなど、その時はミシンに向き合う時間が長かったようです。

自宅で全て作っていたため、他の自由時間を全て割いて作っていたそうです。

「徹夜して夜なべして作った日も多かった」と話していました。

しかし、バザーで出品するとすぐに売れていく様子から、「かわいい」と言って子供たちが手に取っている姿を見た時は「頑張って製作して良かった」とほっとした気持ちになったようです。

バザーの後、反響が大きかったようで、購入されたお母さまは「あの時に購入させてもらいました」「下の子も気に入って使ってます」「今でも使っています」などの声があったときは本当に嬉しかったようです。その時に、手作りの大変さを超えるハンドメイドのあたたかみを製作する側から感じたようです。

大変だったからこそ、反響の声の一つ一つが大切で重みがあって、様々な感情が思い出されたそうです。

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