足踏式ミシンの記事をまとめています。
足踏式ミシンは1860年ころにアメリカで開発されました。テーブルと脚のついたミシンです。
ペダルを足踏みして足の右部分についている車輪を回し、車輪についたゴムが手廻式ミシンのクランクを回して、ミシンを動かします。
それまで唯一のタイプだった手廻式ミシンと足踏式ミシンは、どこが違ったのでしょうか。動力源は同じ人間ですが、細かくみると手廻式ミシンは手、足踏式ミシンは足に動力を求めます。
足踏式になると両手で布送りをするので布をずらさずに送れます。片手での布送りから両手での布送りへ、これが足踏式ミシンの破壊的イノベーションでした。