服ができるまで:繊維調達からミシン縫製までの道のり
ジャノメミシンの思い出

達成感を感じさせてくれる:ジャノメ電子ミシン S6030

達成感を感じさせてくれる:ジャノメ電子ミシン S6030ジャノメミシンの思い出
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達成感を感じさせてくれる:ジャノメ電子ミシン S6030

このページでは「達成感を感じさせてくれる」と題した、ジャノメ社の「電子ミシン S6030」の思い出を学生アンケートから紹介しています。

アンケートの紹介にあたり、学生レポートの日本語や文脈などの修正を私が行なっています。また、紹介に際して学生の許可を事前にいただいています。

ミシン所有者とあなたの関係

今回話を聞いたミシンの所有者は、私の母親です。ミシンの利用歴は昭和1981年からの約40年で、このミシンは石川県金沢市で使用されています。

ミシン本体について

達成感を感じさせてくれる:ジャノメ電子ミシン S6030

達成感を感じさせてくれる:ジャノメ電子ミシン S6030

  • ミシンのメーカー:ジャノメ
  • ミシンの機種:ジャノメ電子ミシン S6030
  • シリアルナンバー:No. 503501699
  • ミシンの購入年:平成2005年

ミシンの性能

このジャノメ電子ミシン S6030の購入時に決め手となった点は、直線縫、ジグザグ縫、ボタンホール作成などの基本的な性能が備わっているという点と、リーズナブルな価格であったという点だそうです。

このミシンを購入する前に使用していたミシンには刺繍やいろんなステッチが出来る機能がついていたのですが、使用しない機能が多かったそうです。その経験から、基本的な機能だけが備わっているミシンを購入しようと考えたと話していました。

ジャノメ電子ミシン S6030を使っていて良いと感じた性能は、自分が作りたい物に必要な機能がきちんと備わり、それらを差支えなく使用できたという点だそうです。また、コードの収納が可能でありコンパクトなので、片付ける場所をとらずに便利な点も良いと話していました。

ミシン技術の習得先

母が最初にミシンの使い方を習ったのは中学生のときです。母は石川県白山市立松任中学校の出身で、1978年の家庭科の授業でフレアスカートをつくるために初めてミシンを使用したそうです。

また、高校生のときから家でも個人的にミシンを使用する機会が増え、何度も使用していくうちに独学で技術を習得し、自分の作りたい物を作れるまでに成長したと話していました。

ミシンの使い道

達成感を感じさせてくれる:ジャノメ電子ミシン S6030

達成感を感じさせてくれる:ジャノメ電子ミシン S6030

このミシンで母がこれまでに作ったものは、子供が保育園・小学校・中学校で使用する道具やカーテン・ぬいぐるみの服・ランチマット・座布団カバーなど家庭で使用する雑貨が主です。次に、今回話をしてくれた母が作ったものをいくつかを紹介していきたいと思います。

ピアノ発表会用ドレス

一つ目は、姉のピアノの発表会のために作ったドレスです。ドレスに使用したオーガンジーの薄い布を3つ折りにして、直線縫をするという作業を何度も行ったと話していました。

また、ミシンの押さえを専用のものに交換して行うファスナーの取り付けや、布を切った部分がほつれないようにジグザグ縫も使用したそうです。ドレスなので、縫う生地の量が多かった点とオーガンジーが薄くて縫いにくいという点が大変だったそうですが、その分思い入れがあるドレスになったそうです。

小学校で使用した体操袋

二つ目は、小学校で使用した体操袋です。作成には、直線縫ジグザグ縫をたくさん使ったそうです。母は兄弟三人分に加えて、私の友達にもおそろいの体操袋を作ってくれました。

保育園児の発表会用衣装

三つ目は、保育園の園児のために作った発表会用の衣装です。年に一度発表会が行われるので、たくさんの種類の衣装を作ったと話していました。その中からいくつかを紹介したいと思います。

セーラーカラーのベスト

まず、セーラーカラーのベストです。セーラーカラーを付けるためにバイアステープを使用して作成したそうですが、縫いにくくとても苦労したことを今でも覚えていると話していました。

ワンピース

次に、ワンピースです。発表会用なので生地にスパンコールがついたものを使用したのですが、ミシンで縫うとき、針にのりがついて何度も糸が切れるので難しかったそうです。

ジャージー地のトップス

ジャージーの生地を使用したトップスです。ニット用の糸を使って縫ったことが初めての挑戦だったそうです。

これらの衣装には、直線縫ジグザグ縫を使用しました。

ぬいぐるみの服

四つ目は、ぬいぐるみの服です。これは、姉の結婚式に使用する装飾のために作成しました。ウエディングドレスとタキシードを作り、直線縫ジグザグ縫、そしてボタン取り付け用のミシンの押さえを使ってボタンの取り付けも行いました。

バドミントンのラケットケース

五つ目は、バドミントンのラケットケースです。これは、私がバドミントンをしていたため作成してくれました。直線縫ジグザグ縫を使用して、柄のある生地を無地の生地に重ねることで底が分厚くなるように作ったと話していました。

母は、他にも保育園で使用するコップの入れ物や学校で使用するお弁当入れなど、私の記憶にあるだけでもたくさんのものを作ってくれています。母自身もいろんなものを作ったので、すべて思い出すのは難しいと話していました。

これらすべては家族のために作ってくれたものなので、無償労働だといえます。

他方で、保育園の園児のために作る発表会用の衣装は、保育士という仕事の一つとして行っているものなので有償労働といえると思います。

しかし、時間外労働であり、衣装一つを作るにつきお金が発生するということはないそうなので無償労働ともいえるかもしれません。また、母は石川県金沢市の○○○(保育園名)に勤務しており、短大卒業後のから約35年間この園に勤続しています。

ミシンの現在

今の使い道はこれまでに紹介したような、家庭用の雑貨、保育園の衣装づくりにミシンを使用しています。

また、洋服の裾直しを行ったり、保育園で小物を作る際同じ職場の保育士に貸したりすることもあるそうです。ミシンを使う頻度は、発表会シーズンである11月ごろは特に使用する機会が多いそうです。

そして、何か作成しようと思うものができた時は毎日のようにミシンを使用していると話していました。

ミシンへの思い入れ

ミシンでいろんなものを作ってきたが、その度に上手だと褒められたり、喜んでもらえるので、良い思い出しかないと楽しそうに話していました。また、作ったものを喜んでもらえることで心が豊かになり、また作ろうという気持ちになっているそうです。

そして、家庭で使用する雑貨を買うのではなくミシンで作るのは、暖かみがあって愛着がわくし、生活が明るくなるからだと話していました。

実際に、母が作ったものは家のなかで長く使われており、食事で使う物から身に着ける物までいろんな場面で使われています。

私は現在下宿しているのですが、そこでも母が作った鍋敷きやランチョンマットを使用しています。それらを使用するたびに、暖かみのある生活を送れているのは母がミシンで作った物のおかげだなと感じています。

ミシンが家にあるおかげで、お店にある雑貨を見ても買うのではなく、自分で作ろうと思うそうです。どのように縫ってあるかなどを見て、家で作ってみようというように創作意欲が湧いてくるからだそうです。このように、挑戦したいという気持ちや思い通りに作れた時の達成感を感じさせてくれるのはミシンがあるからだとも話していました。

今回母から話を聞いて、私がしてもらったように将来、自分の子どもが使用するものを暖かみのある手作りのものにしてあげたいと強く感じました。また、母が昔に作成したものをその時の感情も含めて詳しく聞けて話が弾み、楽しかったです。

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