ルイス 150シリーズ:高速度環縫伏縫ミシン
ルイス社の150シリーズは高速度環縫伏縫ミシンです。
150型は環縫ミシンかつ伏縫ミシンで、次のような装置や性能をもっています。
- 膝上げ装置…押え金の上げ下げが簡単。
- 筒形…袖先やズボン裾などの掬縫に適しています。
- ふところ…記事の取扱が自由にできるように広く設計。
- 跳縫装置…この装置は150-2型、150-3型、150-4型、170型にあります。特殊な下部の畝上げ装置によって自動的に針目を跳ばして掬うことができます。薄物や婦人服などに最適です。
- 簡易掬い深度調節装置…薄物から厚物までのあらゆる記事に適合するように、針の深さを簡単に調節できます。
- 簡易針目調節装置…針目は1インチ3針から8針まで簡単に調節できます。
- 開閉作業板…筒床でも平床でも適時、自由に使えます。
ルイスミシンの150シリーズ例
ルイスミシンの150シリーズ(環縫ミシンのシリーズ)には次のようなものがあります。
3点だけご紹介します。
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ルイス 150-1:一般実用向盲縫ミシン
ルイス社の一般実用向盲縫ミシンです。型番は「150-1」。環縫ミシンの一つで、新式高速度盲縫ミシンです。速力は3000です。

ルイス 150-5:ズボン裾の伏縫ミシン
ルイス社のズボン裾の伏縫ミシンです。型番は「150-5」。ズボン裾、襟、折襟の芯入れや一般実用的作業に適しています。とくに定規によってズボンの折目の巾と線を保持させることが簡単です。

ルイス 150-9:上衣裏の背部・側部用環縫ミシン
ルイス社の上衣裏の背部・側部用環縫ミシンです。本機は上衣の背中部分の継縫した端を折り込んで伏縫します。これによって縁取りの必要がありません。取り扱いは簡単で、正しい縢縫をして、人絹やトロピカルなどの生地にも完全な作業を行います。
出典 蓮田重義編『工業用ミシン綜合カタログ』工業ミシン新報社、1958年
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