レゴ入れ袋などに駆使したシンガー・アプリコット9700

シンガーミシン
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レゴ入れ袋に駆使したシンガー・アプリコット9700

この記事では「レゴ入れ袋などに駆使したシンガー・コンピュータ9700」と題した、シンガー社「コンピュータミシン アプリコット9700」の思い出を紹介しています。

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ミシン所有者とあなたの関係

そのミシンを所有している方はあなたから見てどなたに当たりますか?

このミシンの所有者は、私の母親です。

その方の生年やミシン利用期間の西暦や居住地

母は、1967年生まれです。このミシン利用期間は10年間で、10年間京都市伏見区で使用しています。

ミシン本体について

レゴ入れ袋などに駆使したシンガー・アプリコット9700

  • ミシンのメーカー:シンガー
  • ミシンの機種:シンガーコンピュータミシン アプリコット9700
  • ミシンの購入年:2009年4月頃

ミシンの性能

シンガーのコンピュータミシン「アプリコット9700」には、針に糸を通す繊細な作業を自動でしてくれる自動糸通し機能があり、この機能によってストレスを感じることなく、簡易に針に糸が通りとても便利です。

ほとんどの人がまずこの部分で手間を掛ける事があるかと思います。

その手間や時間を自動糸通し機能が解決してくれます。

他にも糸の張り具合の強弱を調節してくれる、上糸の調節機能があり、糸の種類によって張り具合を変えることで絡まりにくくなり、綺麗な縫い目に仕上がり、見た目も強度も増すそうです。

次に、手元照明機能があり、縫い目を照らしてくれるので、ズレや縫間違え、使用者の手の影などによって見えにくくなるのを防いでくれます。わざわざ顔を近づけて目を凝らさずに済みます。

また、照明で照らされ、見えやすくなるため指を縫ってしまったりする、うっかりした事故や怪我を防いでくれます。

ですが、ライトの色が黄色で多少暗いそうでそこが唯一の不満だと言っています。

糸切りボタンもあり、使用者がわざわざハサミで糸を切る必要が無く、自動で糸を切ってくれます。

なので、作業を中断することなくスムーズに続行することができます。返し縫いボタンもあり、作業物を裏表返すことなく返し縫いをしてくれます。返し縫いは面倒ですが、強度などを出すのには必須です。

そして、手縫いの返し縫いと違って、機械が作業を進行するので、均等に確実に縫い目を着けてくれるため、かなり頑丈で糸がほつれにくいそうです。

縫い目や縫幅を72通りから選択できる機能もあり、幅広い作業を行うことができます。

ミシン技術の習得先

シンガー・コンピュータ9700購入時に付属されている説明書で、基本的な技術を習得したそうです。

他に祖母からのアドバイスや、祖母が作業している所を見るなどして、コツやオリジナルの小技などを習得したそうです。

あとは、伏見書房という名前の本屋などによく通い、販売されているミシンや裁縫関連の雑誌などを立ち読みし、知識や技術を習得しました。

伏見書房は自宅から徒歩10分程ですが、何年か前に閉店してしまっています。

祖母は座布団や布団など大きな作成物が得意だそうで、生地がうまくまとまる方法や、糸がほつれにくく頑丈な縫い方なども教えてもらったそうです。

ミシンの使い道

レゴ入れ袋などに駆使したシンガー・アプリコット9700

ミシンの所有者はミシンをどのようなことに使いましたか?

私が小学校や中学校で使用する、衣装の修理や作成などにしようしていました。

他にも、SINGER:型式computer9700を買った当初は、ママ友などにプレゼントするものや、趣味程度に飽き時間があればミシンと向き合っていました。

あと、座布団カバーや布団カバー枕カバーなどといったすぐに汚れてしまうものを作成していました。

誰のために何を作ったか、作ったものを具体的に書いてください。

私が小学校の時に、私が好みの生地を選んだあと、ランチョンマットや手提げ袋、筆箱、ぬいぐるみなどを作成してくれました。

ランチョンマットは、直線縫を主に使い、角付近には、返し縫を使いました。返し縫いをすることでよく汚れてしまうランチョンマットを洗濯するときに、糸がほつれたりしないように頑丈に縫ったそうです。

手提げ袋は、ジグザグ縫直線縫返縫を使いました。手で持つ紐がカバン部分と千切れないように、返し縫いを選んだそうです。

その時に、余った生地で作ってもらった、小物袋がとてもお気に入りで、いまだにハンコや通帳などを入れて保管しています。小物袋は、直線縫いで簡単に仕上げたそうです。

小学6年生の学芸会で鬼の衣装を作成してもらったりしました。とても可愛らしい鬼になってしまいました。鬼の衣装は、ジグザグ縫返縫、他にも使ったが忘れてしまったそうです。

中学校に進学してからは、毎日部活動があったので、練習着が破れてしまった時などに修復してもらっていました。

これはかがり縫いなどを使用しました。

筆箱を作成するときは、ファスナーをつけたりするため少しでも縫い目がずれるとうまく閉まらないので、まずは直線縫いで確実にまっすぐ縫いつけました。

裏返してもう一度縫いつけることでファスナーが取れないように頑丈に縫いつけました。

ぬいぐるみを作成するときは、ジグザグ縫いや返し縫い、あとは忘れてしまったそうですが、中に綿を詰め込むためふっくらと生地を余らしながら縫うのがとても難しかったといっていました。

父には枕カバーを頻繁に作っていました。なぜかというと、加齢臭がすごいらしく洗ってもなかなか取れないため、頻繁に作っていたそうです。

今は、夫婦別々で寝ているので匂いもきにならなく作る必要がないそうです。父の枕カバーは、一番楽な直線縫いで適当に作っていたそうです。

理由として、すぐに新しいものに変えるため手の込んだものを頻繁につくるのがとても面倒だからといっています。使用する布も、私に使用した際に余った生地を再利用していました。

無償労働か有償労働かの区別も入れて下さい。

無償労働で、仲のいいママ友などにうまく作成できた手提げや小袋などをプレゼントしていました。

ママ友に作成物をプレゼントした時などに、お金を受け取ってほしいと言われたそうですが、素人が作った趣味程度のものだからと母は、一銭も受け取らなかったそうです。

ミシンの現在

所有者の方がミシンを使わなくなった経緯を書いてください。

母は、私が小学校を卒業すると同時に、家の留守番の心配が無くなったため、パートのアルバイトを始めました。

パートの時間などがあり、ミシンと向き合う時間がだんだんと無くなったそうです。ミシンは使わなくなりましたが、今は手芸にハマっているそうで、最近ではイオンモールなどに行くたびに裁縫屋さんで紐を買ったりしてカバンを作成しています。

でもこのミシンを捨てない理由は、私にはまだ5歳の妹がいて、妹が小学校に入ると私の時のように、作成物が増えるため捨てずに倉庫の奥に保管していたそうです。

シンガー社のミシンを今では全く使っていないそうで、このレポートを作成するときにミシンがあるか尋ねると、保管してある場所を思い出すのに時間がかかり、見つけるのに倉庫を大掃除していました。

お陰でミシンには、たくさんホコリが結構被っていて、しっかり作動するか分からない程でした。コンセントを差すとしっかりと作動し、母はとても懐かしがっていました。

また、ミシンは機械なので均等に縫うことしかできず、手縫いと違ってアレンジができないので面白みを感じなくなったそうです。

逆に今でも使われている場合は、今の使い道や頻度を教えて下さい。

今ではもう使われていませんが、妹が小学校に入学後、使用するため倉庫の奥に保管してあります。

ミシンへの思い入れ

母は、私がすぐに新しく買ったカバンを壊すため、安く作成しようと思いこのミシンの購入を決意したそうです。

部屋中おもちゃだらけでとくにレゴブロックといった小さなおもちゃがよく散乱していたらしく、それを簡単にまとめて片付けるように、小物袋などを作成したそうです。

母の作戦にまんまと引っかかって小物袋がとてもお気に入りだったのでしっかり片付けをするようになりました。

このミシンを買ってから色々な物を作成してくれるようになりました。母にとって、ミシンは漢字で表すと、美人(みしん)と当て字で言っていて、この美人の理由は、作成した手作りのものに対して人は物を大事にしようとする心が芽生え、しだいに人間的にもしっかりと美しく育つように私がなったからだ、と言っていました。

この美人に対してとても深い意味が込められていると少し感動しました。

買った当初は暇な時、ものをつくって楽しむための道具だと思っていたそうですが、だんだんと飽きてきて機械の裁縫が嫌いになったと言っていました。

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