時代が変わればシュールも変わる

ホイーラー・アンド・ウィルソン社:黎明期ミシン業界をリード

ホイーラー・アンド・ウィルソン社の製品カタログ(1866年頃)ミシンメーカーと地域産業
この記事は約2分で読めます。
スポンサーリンク

ホイーラー・アンド・ウィルソン社:黎明期ミシン業界をリード

ホイーラー・アンド・ウィルソン社は、19世紀中期アメリカの黎明期ミシン業界をリードしたミシン会社です。

アレン・B・ウィルソン(Allen B. Wilson)とナサニエル・ホイーラー(ウィーラー/Nathaniel Wheeler)が共同で設立しました。英語表記は「Wheeler and Wilson」。

当初の社名は、ホイーラー・ウィルソン・アンド・カンパニーで、ウィルソンが発明したミシンを製造販売していました。つまり、ウィルソンが製作面、ウィーラーが販売面を担当しました。

アレン・B・ウィルソンの発明類

1849年に25歳だったアメリカの家具職人アレン・B・ウィルソンがミシンを発明して特許を取得したのがモノ的なはじまりです。

ウィルソンが発明した回転式フックはそれまでの定番であった往復シャトルを時代遅れにしました。

ところが、1870年代になっても、事実上の特許権所有者や特許権侵害者たちが手に入れた推定200万ドルのうち一部しか手に入れていませんでした。

他のミシン製造者たちはウィルソンのミシン1号機に対して、軽すぎて商用利用に不適切だと酷評しました。比べると、ウィルソンのマシンは7ポンド以下の重さでしたが、シンガーは50ポンド以上に水準を押し上げました。

有名な歴史家グレース・クーパーは、アラン・ウィルソンを最も独特で創造的なミシン発明者だと述べています。後のシンガー社社長フレデリック・ボーンも、ウィルソンに対して、発明者として最高の賞賛を授けられるべき人物で、縫製の構築と改善において発揮された創意工夫は筆舌しがたいと明言しました。

19世紀第3四半世紀に人気

ホイーラー・アンド・ウィルソンの製品は19世紀第3四半世紀のアメリカでとても好評でした。

ウィルソンの発明類はあらゆるミシンに採用されていました。

創業から2年以内に数百台のミシンが売れ、ニューヨーク、ボストン、マサチューセッツ州などのアパレル諸工場に納入されました。

1853年、この会社はホイーラー・アンド・ウィルソン製造会社と改称。1856年にブリッジポートへ工場を移して、ホイーラーを社長として発展してきました。

その後、19世紀第4四半世紀にかけて、同社はシンガー社と米国1位・2位を争う企業になりました。1900年頃に同社はコネチカット州ブリッジポートの製造工場で約1,500人の従業員を雇用していました。

とにかく、ホイーラーの経営手腕とウィルソンの優秀技術によって、黎明期アメリカミシン産業を支えましたが、二人の没後、1905年にシンガー社が合併しました(1906年説あり)。

出典 蛇の目ミシン社史編纂委員会編纂『蛇の目ミシン創業五十年史』蛇の目ミシン工業、1971年。

コメント 質問や感想をお寄せください

おすすめ生地ストア

UNISON TEX(楽天ショップ)

本社は織物の産地浜松にあります。

生地の種類が豊富で、特に綿生地がおすすめです。

妻が何回もリピートしたお気に入りの生地は50ボイルワッシャーです。

薄手の綿生地で、ミシンで縫いやすく、ブラウスやスカートの裏地などにおすすめです。

マダムコットン(楽天ショップ)

ベビー用のオーガニックコットンが多いお店です。

妻はよくベビー用のダブルガーゼでブラウスを作ります。

とてもお肌に優しくて着心地が良いです。

特にオーガニックのダブルガーゼがおすすめです。

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました