小規模仕立業者の経営から読み解くファッションの社会経済史

出版社ページの「著者メッセージ」にて自著『近代日本の衣服産業-姫路市藤本仕立店にみる展開-』の面白みを紹介しています。

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一生使える贈りもの!:シンガーミシン

ミシンの広告
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一生使える贈りもの!:シンガーミシン

この広告は「ドレスメーキング」1957年12月号に掲載されたものです。
広告リード文は次のとおりです。

シンガーは世界で一番古い歴史をもつミシンです。百年以上の長い間認められてきたシンガーの信頼性と名声こそ数多いミシンのうちでも最も優れた品であることを示しております。手頃なお値段とシンガー独特の18ヶ月の分割払で気軽にお求めになれます。
只今全国の取扱店ではシンガー”カイトテール デモンストレーション”という素晴らしい、そしてどなたにも出来る、興味100パーセントの縫い方を実演して居ります。是非一度御覧ください。

出典 「ドレスメーキング」鎌倉書房、1957年12月号(通巻81号)、128頁
この広告の出た1957年は、シンガー社が創業した1850年から数えて107年目にあたります。まさに創業から1世紀を経ています。
このリード文に出てくる2つの「ミシン」という単語はミシンメーカーと言い換えられるように使われているのが面白いです。この頃までのミシンは、シリーズ名よりもメーカー名を重視していたように思います。19世紀後半や20世紀前半のミシンメーカーは品番こそつけるものの、あまりシリーズ名は付けていませんでした。

家族らしき男性1人と女性2人がシンガーミシンを前に喜んでいます。夫婦が娘にミシンをプレゼントした直後の印象です。

「ドレスメーキング」鎌倉書房、1957年12月号(通巻81号)、128頁

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