現代ミシンの重要性:ジューキ社「HZL-FQ45」

ジューキミシン
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現代ミシンの重要性:ジューキ社「HZL-FQ45」

この記事では「現代ミシンの重要性」と題した、ジューキ社の「HZL-FQ45」の思い出を紹介しています。

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ミシン所有者との関係

母が所有しているミシンについてアンケートを行いました。

母は、1964年生まれ54歳、滋賀県彦根市で中学校の頃にミシンの使用方法について学び、そこからミシンを利用しています。

したがって、ミシン使用期間は、約45年前から現在です。

ミシンの機種

現代ミシンの重要性:ジューキ社「HZL-FQ45」

  • ミシンメーカー:ジューキ
  • ミシン機種:HZL-FQ45
  • 製造番号:5UALF00093

ジューキ社の「HZL-FQ45」には、次のような機能があります。

母がこの機能は便利であってよかったと言っていたものを紹介します。

水平全回転釜

ボビンケースがミシンに埋め込まれており、ボビンをセットすれば準備されます。

下糸調子が自動のため、糸調子が合わない場合は上糸調子で調節します。

水平全回転釜は、昔の垂直半回転釜に比べ、糸のたるみが少ないので生地の段差に強く、目とびが少なくなったそうです。

刺繍の機能

ジグザグ縫を細かくすることによって、縫い文字、キャラクター等を縫う機能です。 服などのエンブレムや英語文字の仕上がりができるものです。

それに対して、文字縫い・ステッチ縫いとは、直線縫によって飾り縫いを縫う機能です。

刺繍と同じ飾り縫いの機能ですが、仕上がりは刺繍とは異なります。

自動糸切り

糸切りボタンを押すことにより、上下糸を生地裏側で切ってくれる便利な機能です。

昔のミシンとは異なり、はさみなどで使い終わった後に、切る必要がなく、ボタンひとつで糸切りできることで、時間短縮、はさみなどを使用しないので危険負担が軽減できます。

模様縫いの機能

このミシンには、直線縫いのほかに模様縫い機能があるのも魅力の一つです。

例えば、生地の端のほうは、ほつれやすいので、かがり縫いをすることで生地の端がほつれにくくすることも可能になります。

他にも様々な模様を入れることができるのでデザインの幅も広がりワンポイントの模様を入れることができ、ミシンを使用する幅が広がったと言っていました。

ミシンの購入年

2017年12月

ミシンの性能

このミシンの購入を決めた理由は、パワーが強く、糸通し、糸切りが自動であまり多機能すぎず、シンプルで使いやすいため購入したそうです。

母は、使い始めてこのように感じたそうです。しかし、良い点だけでなく、悪い点もあるそうです。

従来のミシンと比べ、パワーが強くなり、多機能になった分、ミシンそのものの重さがとても重くなったそうです。

しかし、良い点、悪い点どちらも含めて決して安い値段ではなかったが、購入しようと決めたそうです。ミシンを購入するときに何を作るかを考え、長く使えるということを最優先にしたそうです。

また、値段を優先し、安いミシンを購入してしまうとすぐ壊れてしまい効率が悪いと考えたそうです。

ミシン技術の取得先

学生時代の家庭の時間で使い方を学び、その経験が現在も活きているそうです。

母は、昭和52年〜54年彦根市立南中学校の3年間の家庭の授業でミシンの使い方を学びました。

滋賀県彦根市立南中学校の最寄駅はJR河瀬駅です。

ミシンの使い道

現代ミシンの重要性:ジューキ社「HZL-FQ45」

今まで子どものために使用するために使用していたミシンが壊れてしまったためにジューキ社「HZL-FQ45」を購入したそうです。

以下のために使用することが多かったのでそれをまとめます。

  • ズボン丈が合わなかった時にするズボンの裾上げをかがり縫いで縫っていた。
  • 子供たちが学校で使うための雑巾を直線縫いで縫っていた。
  • おもちゃ入れや服を入れるためなど使用目的が多岐にわたる小物入れを直線縫いで縫っていた。
  • 食卓にかけるためのテーブル掛けを作成、修復するために縁縫いで縫っていた。
  • 子供のために子供服や鞄などを直線縫いやジグザグ縫いで縫っていた。

以上の製作目的で使用されていたため、有償労働ではなく、無償労働でした。

ミシンの現在

年を重ねるにつれ、使う頻度は年々と減少し、使わなくなってきました。

しかし、現在でもズボンなどの簡易な修復のために半年に1回ほど使っているそうです。

ミシンへの思い入れ

母が学生時代の頃は、生活の必需品の一つだったそうです。

ミシンは、物を作ったり、破れたところを直したりするのにとても便利で手で縫うより時間の短縮になり、なくてはならなかったほどだったそうです。

子供が生まれる前から子供の成長に合わせ、世界に一つだけのものを手作りしてきたそうです。手軽になんでも買えてしまう世の中で自分の求めているものを色々考え、手作りする時間は心豊かで暖かさに包まれます。

手間暇かけて作ったものは、大切に使い続け、少しほころんだら繕い直して使っているそうです。

使わなくなったものも思い出がいっぱい詰まっており、それを手にするたびに使っていたこと頃のことをよく思い出すそうです。

例えば、娘のドレス作り、扇子などの入れ物作りをした物が掃除をしたりしていて、出てくると昔の思い出が蘇ってきて、懐かしい気持ちにさせてくれるそうです。

誰かのため、自分のために作ることも楽しみ、できた作品は使う楽しみにも溢れています。

これからも時間ができればこのミシンで作りたい物がたくさんあると楽しそうに語っていました。

また、手作りの本や布、材料を集めながらこれらで手作りできる日を楽しみにしているとも言っていました。

このアンケートを実施したことで母の小さい頃の出来事、私自身の小さい頃の出来事や思い出を振り返ることができ、私もミシンの使い方を母から学び、日々の生活で使えるものを何か一つ作りたいなと思いました。

そして、何年後、何十年後かにその作ったものを手に取り、作ったころを思い出したいなと思いました。

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