服ができるまで:繊維調達からミシン縫製までの道のり
ジューキミシンの思い出

母が職業用ミシンを好きな理由:ジューキ社シュプール90TL-90

ジューキミシンの思い出
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母が職業用ミシンを好きな理由:ジューキ社シュプール90TL-90

このページでは「母が職業用ミシンを好きな理由」と題した、ジューキ社「シュプール90TL-90」の思い出を学生アンケートから紹介しています。

アンケートの紹介にあたり、学生レポートの日本語や文脈などの修正を私が行なっています。また、紹介に際して学生の許可を事前にいただいています。

ミシン所有者とあなたの関係

そのミシンを所有している方はあなたから見てどなたに当たりますか?

ミシンを所有しているのは母になります。

その方の生年やミシン利用期間の西暦や居住地

母は1971年生まれです。ミシンは母が短大卒業後、社会人1年目の1992年にアルバイト時代から貯めていた資金で購入し、1992年から大阪市大正区、1993年から大阪市福島区、1995年から現在まで大阪市住之江区で2回の引越しを経て27年間たった今も現在も使われています。

ミシン本体について

シュプール90TL-90

  • ミシンのメーカー:ジューキ
  • ミシンの機種:シュプール90TL-90(SPUR90 Model TL-90)
  • 製造番号:120338
  • ミシンの購入年:1992年に購入
  • 定格電圧:100V
  • 定格消費電力:95W
  • 定格周波数:50/60Hz
  • ランプ消費電力:12W
  • ヒューズ定格電流:5A
  • Made in Japan

ミシンの性能

このミシンは職業用のミシンのため厚物や特殊な素材も縫えることが一番の利点です。家庭用ミシンとは違い、デニムの裾上げや、人工皮革なども縫うことができたような素材に対応することができます。

また、家庭用ミシンより、強いモーターが搭載されているので、早いスピードで縫うことができるので縫いあがりもきれいに仕上げることができます。

このミシンには自動糸切り機能も付いておりボタンひとつで手間なく糸を切ることができ、ハサミに持ち替えることなくスムーズに作業を進めることができます。

しかし、このミシンは家庭用ミシンやコンピューターミシン、電子ミシンとは違い、ジグザグ縫いができず、またボタンホールを作ることもできず、直線縫しかできませんが、ジグザグ縫などは母はあまりしないことと、もともとロックミシンを持っていたことから(現在は祖母の家にあります)、現在はこのミシンだけで十分だそうです。

ミシン技術の習得先

母が小中学生の時に家庭科の授業でミシンに触れることで興味を持ち始め、もともとものづくりの好きだった母は技術をしっかりと習得したいと考え、武庫川女子大学(兵庫県西宮市池開町)の短期大学部生活造形学科服飾造形コースに入学して学び始めました。

現在もその時のノウハウでミシンを使っているそうです。

ミシンの使い道

シュプール90TL-90

ミシンの所有者はミシンをどのようなことに使いましたか?

このミシンでは主に私の幼少期に使用した手作りの小物や母の結婚式で使用したウエディングドレス、クッションカバーなどの雑貨小物などの製作、またズボンの裾上げなどにも使っています。

誰のために何を作ったか、作ったものを具体的に書いてください。

ウェディング・ドレス

母自身の結婚式用に製作されました。直線縫いにて製作したそうです。レースやサテンなどを用いたそうなので職業用ミシンがとても役立ったそうです。型紙から製作したので約3か月ほどかかったそうで母曰く一番の大作だそうです。

ベビー・ドレス

私が生まれてから着せようと思い製作されました。直線縫いにて製作したそうです。生まれる前に製作したそうなのでサイズ感がわからないので想像で製作するのが難しかったそうです。小さい服なので細かいところに苦労したそうです。

スタイ

私が赤ちゃんの時に使うために製作されました。直線縫いにて製作したそうです。私はよだれが多い子供だったそうなのでタオル地で製作し、またすぐに汚れてしまうため、10枚以上は製作したとのことです。

上履き袋や、お弁当袋などの袋類

私が幼稚園に入園する際に必要だったので製作されました。直線縫いとロックミシンを用いてのかがり縫いで製作したそうです。私が他の子のものと勘違いしないようにウルトラマンの生地から全てお揃いのデザインで製作したそうです。

体操服袋や手提げなどの小学校で必要な袋類

私が小学校で必要だったので製作されました。直線縫いとロックミシンを用いてのかがり縫いで製作したそうです。

クッションカバー

家でクッションを使用する際に汚れてもすぐに取り替えることができるように製作されました。直線縫いで製作し、ファスナーもつけたそうです。市販のものより気に入った布地で製作したものを使いたかったそうで季節ごとに今でもクッションカバーを変えたりして楽しんでいます。

バッグ

母が自分で使うために製作されました。直線縫いにて製作したそうです。市販のものを購入するよりも自身で製作した方が好みの大きさやポケットの数などを使いやすいようにできるので製作したそうです。

コースター

家庭で使用するために製作されました。直線縫いにて製作されました。他のものを作った際に出る余り布を使用し、それらをつなぎ合わせたり、表と裏で生地を変えたりしながら製作したそうです。
他にもたくさんの小物や袋類などを製作しているそうなのですが多すぎて思い出せなかったり、書ききれないほど量があるそうなのでこちらの一部を教えてもらいました。

無償労働か有償労働かの区別も入れて下さい。

無償での労働になり、有償での製作はしたことがないそうです。家族や親類のためだけに製作したようです。

ミシンの現在

私が成長するにつれて使用頻度は徐々に減ってきていて、現在では小銭入れを製作したり、ポケットティッシュケースを製作したりなどの小物類しか製作していないそうです。

また、私や家族のズボンの裾あげなどを行っています。私が服を好きなことがあり、新品ではなくサイズ感がまちまちな古着などをよく買ってくるので、1ヶ月に一回くらいの頻度でデニムやパンツ、Tシャツを裾上げしてもらっています。

ですが、新品で高価で購入したものは失敗した時が怖いそうで購入店舗で頼んだり、補正専門店に行くように勧められます。

ミシンへの思い入れ

(以下は母が語ったものをほとんどそのまま文にしてあるので私=母です。)

今の使っているミシンは短大時代にバイトをして貯めたお金で購入した、とても思い入れのあるミシンです。

もともと短大で職業用ミシンで洋裁を習っていたこともあり、卒業後も自身で職業用ミシンを使い様々なものを作りたかったことからジューキのSPUR90を購入しました。

このミシンで自分自身の夢である自分のミシンで結婚式のウエディングドレスを製作し着用するという夢を叶えることができたので愛着のあるミシンで、できることならばずっとこの先もこのミシンを使っていきたいと考えています。

しかしこのミシンも購入して27年もの時が経っているので、いくら大事に使っているとはいえ糸調子ダイヤルのバネが悪くなってしまい使用はできるのですが、調子が悪いので手でサポートしながら縫い物をしたりしないといけないような状態です。

いつ使えなくなってもおかしくないので、買い換えることも残念ながら考えざるをえない状況です。ですがもし買い換えることになったとしてもできることなら同じ型が欲しいですし、無理だったとしても同じジューキの職業用ミシンを購入しようと思っています。

これからも作りたいものは多くあるので時間を作って様々なものを作り続けていきたいと考えています。

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