シューベルト・ミシンの機種説明
この記事では、シューベルト・ミシン(Schubert Sewing machines)の機種を説明しています。
出典はシューベルト社のミシンを1ページ分だけで掲載しています。この記事ではそれら全てを一挙に載せています。
シューベルト 91:2本針本縫ミシン
本機はシューベルト社の2本針本縫ミシンで、芯糸入れの飾縫ミシンです。
一般手袋や皮革手袋、婦人用下着や子供用下着などに芯糸入れの飾縫いをします。飾縫の種類が豊富です。
2本針の場合の針巾は5ミリ。異なる飾縫いをする場合はキャムを取りかえることで可能です。
1本針でも使えます。
シューベルト 91(2本針本縫ミシン)の縫見本は下のとおりです。
シューベルト 51C:4本針飾縫ミシン
本機は直線とジグザグのコード入れ飾縫ミシンです。
婦人服、絹製下着、ブラウス、カラー、子供服、各種手袋などの飾縫やゴム入れに使います。
種々の付属品を取りかえることで、スカラップ飾縫や、靴の上部などへのジグザグの飾縫などを行ないます。16個のエキセントリックを交換することで、縫見本のような飾縫いを施します。
シューベルト 51C(4本針飾縫ミシン)の縫見本は下のとおりです。
まず、ブラウスの飾縫いの見本です。
ついで、靴上部の部分飾縫の見本です。
下はナップス飾縫の見本です。
下はゴムバンド2本針の縫見本です。
下はコード入れの飾縫の縫見本です。
下はゴムバンド縫いの縫見本、2種類です。
出典 蓮田重義編『工業用ミシン綜合カタログ』工業ミシン新報社、1958年
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