子供にミシンが必要な理由

こどものためのミシン

ブラザーミシンの思い出
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こどものためのミシン

このページでは「こどものためのミシン」と題した、ブラザー社の「EL137」シリーズの思い出を学生アンケートから紹介しています。

アンケートの紹介にあたり、学生レポートの日本語や文脈などの修正を私が行なっています。また、紹介に際して学生の許可を事前にいただいています。

ミシン所有者とあなたの関係

そのミシンを所有している方はあなたから見てどなたに当たりますか?

私の母親に当たります。

その方の生年やミシン利用期間の西暦や居住地

母は1974年生まれで、今回取り上げるミシンは2003年から滋賀県彦根市で使用されていました。

ミシン本体について

ブラザーミシン「EL137」

  • ミシンのメーカー:ブラザー社
  • ミシンの機種:EL137シリーズ、No. K2G111342
  • ミシンの購入年:2003年

ミシンの性能

その当時(2003)から昔に比べてかなり便利になったと母が言っていた点をいくつかあげようと思います。

  1. スピード調節:足で速度を調節していたことを考えると、スイッチで切り替わるようになったことで細かいスピードの調節に苦労することなく、かなり楽になりました。
  2. 糸通し:すべて自分で糸を通さなければできなかった糸通しは、細かくてかなりの集中力を要するものでしたが、一定の部分に引っ掛けるだけの簡略化されたもので便利になりました。かなり利便性を感じたそうです。
  3. 縫い方:いろいろな縫い方をダイヤルで決定できて便利になりました。

当時(2003)として昔と比較すると、以上のようなあらゆる面で利便性がはるかに増しており、画期的で操作がものすごく簡単だったそうです。とくに短気な母にとっては、細かい作業や繊細な部分を省略されることによってかなり助かったようです。

ミシン技術の習得先

中学校での家庭科の授業と、家庭内で母の母親(私の祖母)に習った。祖母はものすごく手先が器用で裁縫が得意だったので、彼女に劣る母はかなり厳しく指導されたそうです。学校のミシンは足踏みミシンだったらしいのですが、母の実家のミシンは、祖母が買いなおしたことで、スイッチの自動ミシンだったらしいです。しかし裁縫が大の得意な祖母とは反対に、不器用な母にとって裁縫は好ましいものでなかったようです。

ミシンの使い道

ブラザーミシン「EL137」

今回とりあげた母のブラザー社のミシン「EL137」は、息子である私と娘(私の妹)が保育園から高校までの使用する道具を作る目的で購入されました。

それ以外では、父が彼自身の釣り用具の作成目的で使用したことがあったらしいですが、母としてはほかに使用することがなかったそうです。いうまでもなく、私と妹も全く使用していない状態です。

母が作った用具を以下にまとめます。

手提げぶくろ

私と妹の保育園入園のために、かばんの役割として作ったそうです。基本は直線縫いで、裾などはほつれることがないようにまつり縫いを施したそうです。

お昼寝かばん

私と妹が保育園でのお昼寝の時間のために持参する布団セットを一式入れるための袋を作ってもらいました。

上靴入れ

私と妹の、保育園・小学校で使用する上靴入れです。上靴は保育園・小学校で最も使用頻度が高く長く使用するので、もしかすると最も長く活躍した用具かもしれません。

体育祭の衣装

私の高校で、体育祭にプログラムされているパフォーマンスのための衣装を作ってもらいました。なかにはミシンを持っていない家庭もありました。その過程の方々はほかの人たちにミシンを借りたり、家庭科室に居残って自分で作っていました。たいへん助かったと母は言っていましたし、私もたいへん助かりました。

まとめ

どの用具にも基本は直線縫いで、裾をまつり縫いでほつれないように施したようです。どの用具も家庭向けのものですので、もちろん無償労働であり、それらの殆どが私たちのためになるものでした。あらためて思い起こすと、思い出深いものが多く、同じ気持ちで母もミシンと切り離せない思い出があるのだろうと感じました。

ミシンの現在

私と妹の手作り小道具を主な目的としてミシンを使用してきたし、そもそものミシン購入理由が私たちの保育園入園のための用具づくりでした。そのため、私たちが大きくなるにつれてミシンを活用する場面が少なくなっていきました。

現在では私個人で稼げるようにもなり、私自身で用品を購入するようにもなりました。作る必要もまったくなくなってしまい、ミシンは押入れの奥底から動かない状態になっています。

ミシンへの思い入れ

ミシンが活用されていたのは、母の子どもである私と妹が小さいころを中心としていたので、私たちが成長して大きくなるにつれて活躍する場が減っていきました。そのことと同時に私たちきょうだいが成長し離れていくようで淋しくも感じられたようです。

ひとつの愛情表現が失われていくようなものだと、母は言っていました。

ミシンの必要性は小さくなっていく一方ですが、これまでにミシンで作ってきた愛情のこもったかばんや用具ぶくろとともに、ミシンとの思い入れと私と妹の成長過程での思い出が強く結びついているそうです。

私がミシンを久々にリビングへ出してくると、裁縫は嫌いだと言っていた母でしたが、さすがに愛着があったようです。縫い方のダイヤルを回したり、ミシン糸を外したリセットしたりしていて細かい部分を思い起こすようでした。

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