ベビーロック「BL4-828DF」で私もあなたも幸せに

ジューキミシン
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この記事ではミシンのエピソード「ベビーロック「BL4-828DF」で私もあなたも幸せに」をご紹介しています。

インタビュー対象者は母です。

とりあげるミシンはベビーロック社(ジューキ社)「EQULE 940」です。

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ミシンのイメージ

私のお気に入り

私が小学校一年生の頃、母がエレクトーンの発表会で着る衣装をミシンで作ってくれました。

それは、サテン生地を使用したノースリーブのワンピースで、上半身はシャーリング、チュールスカートはドット柄の赤いレースが使われていました。

それが売り物のような可愛いドレスで、今でも鮮明に覚えているほどとても気に入っていました。

その時期から、素敵なものを手作りで作ることができるミシンに憧れを持っていました。

初めてのミシン

私が初めてミシンに触れたのは、小学校高学年の家庭科の授業でした。憧れであったミシンを授業で学ぶ日が来たと、とてもワクワクしていました。

しかし、私のミシンに対する思いは少し変わってしまいました。家庭科の授業ではエプロンやナップザックを作った記憶があります。

ミシンを使って縫うこと自体は好きでしたが、授業内で作成する作品は、自分がイメージしていた素敵なものとは違い、柄や形が好みではありませんでした。

母が私に作ってくれたドレスのように、ミシンを使えば素敵なものが作れると思っていたのです。自分の想像と異なっていたことと、学生で忙しかったこともあり、家でミシンに触れる機会はあまりありませんでした。

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新たな機会

久しぶりのミシン

結婚して、夫から職場の先輩が奥さんの手作りのお弁当バッグを持ってきているという話を聞きました。

すごく素敵な夫婦だなと感じ、私にも時間があったので久しぶりにチャレンジしてみようと思いました。

しかしその時は、まだミシンを持っていなかったので、母にミシンを借りました。

授業でミシンを使用して物を作っていた時とは違い、布を選びに手芸屋さんに買いに行くことや、相手のことを考えながら作ることは新鮮でとても楽しかったです。作ったお弁当バッグは夫も気に入ってくれ、長い間飽きずに使ってくれたことはとても嬉しかったです。

作る目的があって、使う相手を想うことで、楽しさも増すのではないかと感じることができました。また、相手の喜ぶ顔を見ることで、作って良かったと感じることができ、また作りたいと思いました。

ミシンの購入

娘が生まれ、保育園へ入園する際、絵本バッグ、お着替え入れバッグ、巾着などが必要でした。

市販ではなかなかないサイズのものが指定され、ミシンでそのサイズに合わせて作ることにしました。

その時もまだミシンを持っていなかったので、また母に借りて作ろうかと考えましたが、娘が小学生になってからも作る機会があると思ったので、初心者用のミシンを買うことにしました。

そして、それらを作るにあたって、もっと色々な知識を増やしたいと思い、近所の手芸教室でミシンの講座を受けたりもしました。色々な種類のものを作ることで、ミシンの扱いも上達できたと思います。

娘のために

娘が小学校に入学してからは、楽器のケースや給食の時に使用する巾着やランチョンマット、上履き袋などを作りました。

また、書道や図画工作の授業に使うスモックを作りました。洋服のチャレンジはこの時が初めてでした。今まで作ってきたものと比べると難易度が高く大変だった記憶があります。私はこれらを作る際に、デザインにこだわりました。

私の好みと、まだ小さい娘の好みが同じはずはありません。

せっかく作るなら娘が気に入るものにしたいと思いました。とくに布の色や柄にはとくにこだわり、スモックは墨汁で汚れて目立たないようにネイビーの生地を使いました。

また、上履き袋と体育館シューズの袋は同じサイズのものですが、ボタンを変えたり一部の布を変えたりと、区別もしやすくなるように工夫しました。娘は物を大切に使ってくれる子だったので、六年間使い切ってくれました

。今考えるとキャラクターのものを使いたかったかなとも思いますが、いつも私が作ったものを持ってくれていたと考えるととても嬉しいです。

娘が小学四年生になり、手芸に興味を持ち始めた頃、夏休みに工作の宿題が出されました。

これといった指定はなく、何かしら作品を制作する課題だったので、ティーマットやコースター、お弁当の巾着を一緒に作りました。二人で生地を選びに行き、デザインを考える時間はとても楽しかったです。娘と一緒に手芸をできる日が来て、また、娘の成長を感じることができ、とても良い思い出になったと思います。

ベビーロック「BL4-828DF」で私もあなたも幸せに

姪っ子にも

写真のロックミシン「BL4-828DF」を購入したのは2012年です。

娘も大きくなり自分の趣味の時間も増えたので、新しいミシンを購入しました。支払方法は現金でした。

夫のズボンの裾上げをしたり、娘のワンピースを直したり、作れる作品の幅も広がったので、洋服を作ってみたりもしました。

姪っ子が小学生になってから、娘に色々作っていたことを思い出し、図書バッグを作りました。淡いピンク色で小さい女の子が好きそうな生地を使いました。姪っ子もとても喜んでくれ、学校に持って行ってくれていると聞くと私も幸せな気持ちになれました。

ミシンは今でも

最近はコロナウイルスの影響でマスクが十分に販売されていないので、マスクを作りました。父や母、姉の家族にも渡しました。

こういった非常時にもミシンを活用することができて、改めて便利だと感じることができました。

わたしの中で

昔の記憶

私が鮮明に覚えている母の手作りのものは、小学生の時に使っていたものがほとんどです。

小学校ではサイズの指定などはとくになく、市販のものを使っていた子も多かったと思います。

それでも母は、何から何まで手作りしてくれました。上履き袋などは六年間使い続けたと思います。シンプルだけど色も入った可愛い生地だったので、一年生の時も六年生の時も変わらず気に入っていたのを覚えています。

また、夏休みの工作でお弁当の巾着などを作ったことは凄く懐かしく感じます。ピンクのボーダーの生地とベージュの生地で二種類作り、リボンも付けたりして女の子らしくて可愛いものでした。小学校でお昼の時間にマットを使い、お弁当の巾着は今でも父が使ってくれているそうです。(笑)

また、私が母に頼んでシェリーメイのぬいぐるみの洋服を作ってもらったこともありました。洋服とリボンを同じ柄で作ってくれて、本当に可愛くてお気に入りで、何パターンか作ってもらったりもしました。

中学生になってからも讃美歌のケースや部活で使うスティックのケースを作ってくれました。

昔のことを改めて考え、母の手作りのものと一緒に育っていたのだと思うと、とても幸せで、恵まれていたのだと感じます。

母のように

今回のインタビューで母が今まで作ってくれたものを振り返ることで、母の私への想いがとても伝わってきました。

私自身も母が作ってくれたものを使うたびに、「可愛いなあ、ママが作ってくれたものだ」と思い、うきうきしていました。

そんな母の愛情が込められたものだからこそ、大切に使っていたし、今でも鮮明に思い出せるのだと思います。

このようなインタビューが無かったら、母と昔のことについて思い出しながら会話する機会はなかったと思います。

私の母は私のおばあちゃんから、私は母から素敵なものを作ってもらいました。どの作品にも愛が込められ、どの作品もミシンを使って作られたものです。

ミシンは人と人を繋げる手助けをしてくれていると感じました。私も将来母が私にしてくれたように、子供に素敵なものを作りたいです。

ベビーロック「BL4-828DF」で私もあなたも幸せに

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