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ミシン縫も手縫も使うチャイナ服:アトリエ・レイレイ制作風景

チャイナボタンを作るための工程を説明しています。ミシンの思い出
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ミシン縫も手縫も使うチャイナ服:アトリエ・レイレイ制作風景

このページでは、妻の運営するアトリエ・レイレイの日記からミシン縫いと手縫いで作るチャイナ服の姿を追ってみました。

妻のアトリエはこちらに紹介したように、手作りチャイナ服の店です。

とはいえ、全部を手で作っている訳ではありません。

本縫ミシン(ブラザー ヌーベル MD TA3-B629)とオーバーロックミシン(ブラザー ホームロック TD TE4-B965)を使っています。

他方で、チャイナボタンの作成とその装着、立領(カラー)の装着などには細かい手作業を施しています。この点は「ミシンでは厳しく手作業じゃないと難しいもの」と題してこのページの後半で紹介しています。

持ちつ持たれつで、手とミシンが頑張っています。

一部にミシン縫製を使う作品

リバティのチャイナブラウス

これは、リバティ社のリバティプリントで作ったチャイナブラウスです。

リバティの生地は昔から妻のお気に入りです。チャイナ服にぴったりとのこと。

実際作ってみると苦労点は多かったようです。

リバティの生地はとてもしっかり密に織られています。

本来はチャイナドレスを作りたかったのですが、生地は薄手でフワっとしているので、あまりタイトなロングドレスには向きません(ギャザースカートなら使えるかも)。

チャイナドレスなら、細いパイピングで縁を包む必要があります。チャイナブラウスならパイピングの量は減ります。

リバティの生地ではパイピング生地の硬さに負けるため、パイピングの縁をミシンで縫うときに、たまにキュキュっとステッチを踏み外すことがあります。ですので、ゆっくり慎重にやらないといけません。

これらの難点を克服すれば、とても素敵な仕上がりになります。

生地の値段は安いといえません。

でも、リバティファンの方にとっては、いつか自分の好きな柄でオリジナルな一着を作るのは夢のはずです。

チャイナボタン

これはチャイナドレスやチャイナブラウスにつけるボタンです。

日本ではチャイナボタンといいます。手前の結び目はお釈迦結びということもありますね。

妻はこのボタンを一文字ボタンとよんでいます。漢数字の「一」が基本形だからです。

このボタンを作るときにミシンは、どこで活躍するのでしょうか。

見てみましょう。

まず、生地に芯地を貼ります(①)。

パイピングと同じです。

次に、斜め45度にバイアスカットします(②)。

いろいろ試した結果、2.3cm幅が一番作りやすいとのこと。

そして、バイアスカットしたテープを細い筒状にします。そのために、中表に合わせてミシンで縫います(③)。

筒状になった細いテープをひっくり返します(④)。

最後に、この筒のなかに芯となる糸を通します。

糸を通すことで、滑らさと膨らみがでます。いろいろ試した結果、細い綿糸を2本通すと一番きれいになります。

ここまでが、一文字ボタンを結ぶ準備。

ボタンを結ぶ準備はとても大変です、しかし結んだボタンを服に縫いつけるのも大変な作業。

ロングの旗袍には12個ほどつけます。

チャイナボタンを作って、服に縫いつける作業は、一着の旗袍を縫い上げる時間とほぼ同じ。

ですから、いま市販されている旗袍の多くはファスナーで留めるものになっています。あるいはチャイナボタンを簡易にしている場合もあります。

手間のかかる手作業を省略する傾向が強いです。

手作業じゃないと難しいもの

旗袍セパレート領のメリットとデメリット

セパレートの領を旗袍の本体に縫いつける場面です。

別づけ立領(旗袍領/セパレートの領)を旗袍の本体に縫いつける場面。via leileiさん(@atelier_leilei) • Instagram写真と動画

上の写真は、セパレートになっている領(えり)を旗袍の身頃に縫いつける場面です。

別づけ立領や旗袍領などの名前があるようなないような。

着物でいう半襟のような別につけ直すという立領は、もうずいぶん長い間、中華圏では使われていません。1930年代ころには節約のために多用されたようなのですが。

  • メリット : より立体感が出ます。身頃と別になっている為、座ったりしゃがんたりする時、後ろ首が引っかかりません、普段着向け。
  • デメリット : 作るのに時間がかかります。ミシンは使えないので手縫いです。

パイビングの正しい付け方と民国スタイルの襟ぐり

チャイナ服の四つの角のパイピングの正しい付け方は、上側が下側を覆います。

一度お手持ちのチャイナ服を確認してください(^^)

表地のパイピングは次の写真です。

パイビングの正しい付け方

パイビングの正しい付け方

裏地のパイピングは次の写真です。

妻が旗袍のパイピングをしています。パイピング、地道な作業です。

旗袍のパイピング。地道な作業が延々と続く…….。

パイピング、地道な作業が延々と続く…….。

妻が民国スタイルの襟ぐりを再現しようとしています。

民国スタイルの襟ぐり

この作業は時間がかかるのと、神経がすり減ります(-。-;

昔の旗袍襟(立領)は別付けで汚れたら外して洗えた

昔の旗袍襟(立領)は別付けで汚れたら外して洗えました。

昔の旗袍襟(立領)は別付けで汚れたら外して洗えました。

昔の旗袍領:領を身頃に付けただけでもうヘとへと>_<

疲れたまま作業するとミスしますので、今日は終了(^^)

レース付け(^^)

昔の旗袍領は別付けです。

汚れたら外して洗える、暑い夏は領を外して着る、高さの違う領をいくつか作ってバリエーションを楽しむ。

今は作れる人も少なく、手間がかかる為、オーダメイトでしか手に入れません。

花菖蒲の刺繍

花菖蒲の刺繍。三年間放置して、やっと完成(^^)

三年間放置してやっと完成した花菖蒲の刺繍。

三年間放置して、やっと完成(^^)

2018年11月17日。

枕カバーとパジャマ入れ

枕カバーとパジャマ入れ。この赤い正絹で枕カバーとパジャマ入れの袋を作ります。贅沢です。

この赤い正絹で枕カバーとパジャマ入れの袋を作る予定。

贅沢(^^)

この赤い正絹で枕カバーとパジャマ入れの袋を作ります。

2018年11月15日。

アトリエ・レイレイ : 大人の女性が着る上品なチャイナ服

アトリエ・レイレイ : 大人の女性が着る上品なチャイナ服

アトリエ・レイレイ : 大人の女性が着る上品なチャイナ服

アトリエ・レイレイはオンライン通販のチャイナ服専門店です。オーダーメイドで作っています。

むかし中国の女性が日常着として着ていた旗袍、ゆったりした自然なシルエットのチャイナ服を提案しています。

参考 atelier leilei ブログ | 手作りチャイナ服のアトリエです♪:このブログでは、制作日誌、着用日記、衣服文化などを書いています。

参考 atelier leilei:このストアでは、日本やその他の外国で日常着として着れるチャイナ服を提案しております。

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おすすめ生地ストア

UNISON TEX(楽天ショップ)

本社は織物の産地浜松にあります。

生地の種類が豊富で、特に綿生地がおすすめです。

妻が何回もリピートしたお気に入りの生地は50ボイルワッシャーです。

薄手の綿生地で、ミシンで縫いやすく、ブラウスやスカートの裏地などにおすすめです。

マダムコットン(楽天ショップ)

ベビー用のオーガニックコットンが多いお店です。

妻はよくベビー用のダブルガーゼでブラウスを作ります。

とてもお肌に優しくて着心地が良いです。

特にオーガニックのダブルガーゼがおすすめです。

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