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ギャザー:昔から愛用されてきた裁縫の基本技術

ミシンで作る民族衣装
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ギャザー

ギャザー(gather)とは、

  • 平面の布を縫い縮めて立体化させる作業(洋裁技法)
  • それによって作られた皺や襞のこと

です。
昔から愛用されてきた裁縫の基本技術です。
ギャザーは一つに集める意味です。作業を指す場合はギャザリング(gathering)とも。フランス語では「fronce」フロンス。
対語的な用語にフラット(flat)やタイト(tight)。

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ギャザーを使う衣料品

ギャザーは衣料品だけでなくカーテンなどのインテリアにも多く採り入れられています。
ギャザーを取り入れた衣服ではスカートが代表的で、次いでブラウスです。

ギャザー・スカート

ウェスト部分を縫い縮めギャザーを寄せたスカートはギャザー・スカートといいます。
筒状に縫った布の上端をウェストに合わせてギャザーしたペザント・スカート風のものや、フレアを入れた数枚の布をギャザーしたギャザー・フレア・スカートなどが有名。

ギャザー・ブラウス

またギャザーはブラウスにも使われます。
とくに袖山に多用されてきました。
古く、ブラウスは主に労働者、小作農、芸術家、女性、または子供に愛用されてきました。ギャザーつきのブラウスは緩いデザインになり、ウエストのバンドやベルトによってギャザーはウェストに集中します。
昔からギャザーはインフォーマルウェアと考えられてきました。典型例は1860年代から有名なガリバルディ・シャツです。小作農たちが身に着けていたものです。

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ギャザーの素材

ギャザーは素材やギャザー分量により効果が異なります。
布地の使用量の目安として、薄物では約3倍、薄手木綿、絹で約2.5倍、普通地の綿、薄手ウールで約2倍、厚手木綿、ウールで約1.6倍ほどです。

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ギャザーの用途

ギャザーは装飾のためにつくられ、柔らかで華やかな表情が出ます。
そのため、特に婦人服や子供服のウェスト部分、襟ぐり、袖山、袖口、袖つけ、また、スカートやヨークの切替などに用いられてきました。
たとえば、ギャザーのある袖ならギャザー・スリーブ、ギャザーの入ったスカートならギャザー・スカートといいます。

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シャーリング : ギャザーの一種

なお、ギャザーを平行させて複数を寄せると、特にシャーリング(shirring)といいます。
シャーリング・ブラウスをはじめ、ブルゾンやパンツのウェストにあしらったシャーリング・ウェストなどがあります。

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ギャザー用ミシン

メロー社のミシンのようにギャザー機能のついたものもあります。たとえばこちらです。
メロー 60ad:1本針縁縢縫ミシン
メロー社の1本針縁縢縫ミシン。2本糸ナイフ付き。セーターなどの生地の厚いものに、縁縢(ふちかがり)と同時に・以前に不要な粗い縁をナイフで切ります。ギャザー付け送りで3本糸ミシンもあります。速力2000~2500。

また、ミシンには、普通に縫うだけでギャザーを寄せる作業を行なう付属品のある機種が存在します。
ギャザリング・フット(gathering foot/ギャザー寄せ器)といわれます。
また、ミシンによるギャザリングには下糸を引いてギャザーを寄せたり、下糸にゴムを用いたりする技法があります。

上の映像はシンガー社のギャザー機能の説明です。
1枚か2枚の平らな布地を同時にギャザーしていく様子をはっきりと示しています。
ミシンは附属品を付けることで用途が多様化する特徴をもっています〔ミシンの特徴 2 簡便性〕。

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