この記事ではミシンのエピソード「ゆくゆくは娘のウェディングドレスをミシンで制作したい」をご紹介しています。
対象となるミシンのメーカーと機種は、シンガー社のフィットライン6280(Singer Fitline)です。購入年は1995年。
ミシンの用途
家族が着用、使用するためのモノ作りに使用した。
母は、ミシンを2回買い替えており、それぞれのミシンで制作したモノが違うと教えてくれた。添付したシンガーのミシンでは、エプロンと巾着、子供用ワンピース、結婚式に参列する時に着る子供用ドレス、幼稚園や小学校の時に使う手提げ鞄、浴衣である。
そして、父のズボンの裾上げもしていた。
ジャノメのコンピューターミシンで制作したのは、ジャケット、フレアスカート、プリーツスカート、ボックススカート、タイトスカート、ブラウス、カクテルドレス、ウェディングドレス、ベビードレスである。
全て家族のモノを制作するために使用していたため、無償労働であると言っていた。
ミシンを習った場所
1981年から3年間、洛陽女子高等学校(現洛陽総合高等学校)の被服科にて洋裁の基本を学び、その後さらにアパレルを追求するため2年間を伊東アパレルカレッジで学んだ。
卒業後、デザイナーとして就職した。
母が洋裁を学びたいと思った理由は、幼少期からリカちゃん人形の洋服を自分で制作するなど、裁縫が好きであったためである。
そのことがきっかけで高校・専門学校に進学しデザイナーとして就職したが、希望の部署になかなか配属されることがなく退社した。
ミシンに対する思い入れ
母が初めて使用したミシンは、シンガーの足踏式ミシンである。
その後、持ち運びができ、コンピューターミシンが新しく発売されたという理由で、ジャノメのコンピューターミシン(30万円で購入)を使用するようになった。添付したシンガーのミシンを使用するようになったのは、コンピューターミシン本体が重たすぎたためである。
全てのミシンに思い入れがあり、足踏式ミシン以外は今もなお保管しているそうだ。
コンピューターミシンに対する思い入れは、母自身の結婚式で着用するドレスを制作したことが一番であると述べており、新しいミシンに買い替えたが、性能は糸調節や細かい作業がしやすいという面ではコンピューターミシンが良く、重たさがなければ今も使いたいと思うほど、愛着がある。
ゆくゆくは娘のウェディングドレスをミシンで制作したい
現在、母はミシンを使わなくなった。
何故なら、制作する意欲・モノがなくなってしまったためである。
しばらくの間ミシンを使用していなかったが、このアンケートでミシンをだしたこときっかけに、「また何か作ってみようかな」と話しており、「ゆくゆくは、娘のウェディングドレスを制作したいと考えている」と教えてくれた。
コメント 感想や質問をお寄せください♪